にっぽん丸のグアム港における港内施設との衝突事故について

お知らせ2019.01.08

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株式会社 商船三井

商船三井客船 株式会社

 

株式会社商船三井(社長:池田 潤一郎、本社:東京都港区)の子会社である商船三井客船株式会社(社長:山口 直彦、本社:東京都港区、以下「商船三井客船」)が運航する客船“にっぽん丸”(22,472総トン、当時の乗客372名、乗員252名)は現地20181230日(日)夜に米国領グアムのグアム港からサイパンに向けて出港する際、現地時間午後914分ごろ、米国海軍施設である桟橋と接触し、クルーズの運航を中止しました。ご乗船のお客様、乗員に怪我はなく、本船からの漏油もありませんでした。

 

お客様、また関係の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを改めまして深くお詫び申し上げます。

 

“にっぽん丸”は、グアム港F3埠頭に引き返し船体状況の詳細調査を行った結果、船尾下方に損傷が確認されています。

 

これまでの調査において、事故当日乗員による飲酒の事実があった旨の情報を得ております。商船三井客船は社内規則により当直開始4時間前以降の飲酒を禁止しており、これに違反した場合は直ちに当直任務から解かれます。調査の結果が判明するまでの間、操船していた船長の職務は停止しています。

 

本事故に対しては現地で引き続き米国沿岸警備隊及び米国海軍による調査が行われていますが、商船三井グループとしてこれら調査に全面的に協力してまいります。同時に、商船三井グループとしても本事故の原因究明を進め、再発防止策を徹底する所存です。

 

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