クルーズレポート

デッキゴルフ

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.24

デッキゴルフ場景デッキゴルフって何?というのが読者の皆さんの感想かと思います。
私も乗船するまで、こんなスポーツは知りませんでした。
響きから推測するに船のデッキでゴルフをするのでは?と考えますよね。
実は、その通りでございます!

ゴルフアップ奇数が白、偶数が赤とチーム分けが成され、
数字の小さい順に自分の玉を滑らせていくのが基本です。
それを、デッキに書かれた円を、ホールだと思っていれていく。
ただそれだけのゲームなんです。

参加者でも、これが本当にはまってしまいます!
嘘だと思われる皆様にぜひやってみて頂きたいスポーツです。
私も端から見てたら、単純そうだと思ってましたが奥深いんです!

にっぽん丸には、デッキゴルフ協会というプロメンバーがおり、
協会の方たちは「デッキゴルフが楽しみで乗船したい」と口を揃えて言います。
もちろんデッキゴルフのためだけではありませんが、それくらい楽しいんです!
次回はぜひ、読者の皆様のご参加をお待ちしております!

写真・文 : 中村風詩人

黒川先生バラライカ演奏会

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.24

黒川先生黒川先生と言えば、ご夫妻でご乗船されているにっぽん丸常連の先生です。
貴族のスポーツ、普段はコントラクトブリッジの講師をご担当されています。
私も毎日講座に出席しておりますが、紳士的ながらなんとも楽しい講座です。

バラライカなんでも今回、その黒川晶夫先生がロシアの楽器バラライカを演奏されるとのこと。
私も日頃お世話になっているのでメロディタイムに伺いました。
初めて聞きましたが、バラライカという楽器、非常に魅力的です。

黒川先生の穏やかなムードが、とてもよく響いてくるメロディ。
軽快に、静かに、テンポよくリズムが弾みます。

コントラクトブリッジちなみに、コントラクトブリッジは4人で行うカードゲーム。
配られた手札で相手と勝敗数を競いつつ。世界的に有名らしいですよ。
この写真の手札は、絵札が一枚もないとても弱い手です。
10以上が1枚もないので、珍しい事から「ヤーボン」と呼ばれているそう。
また、いつかの回はコントラクトブリッジについて書いてみたいと思います。

写真・文 : 中村風詩人

ツアーチーム見参!!

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.24

ツアーチームご乗船のお客様、初の寄港地シンガポールはいかがでしたでしょうか。
今回ツアーにご参加いただいた皆様には、
ご無事に素晴らしい思い出を作っていただけましたでしょうか。
ツアーチームメンバー全員、今後も皆様のお手伝いに苦労を惜しみません!

気持ち新たにご紹介をさせてください。
メンバー左より、乗船前に髪型を変えました、清水智香子!
汗かきながらがんばります、藤川悟!
毎年嫁ぐと宣言しながら今年も乗船、森田有香!
いつもニコニコ、石川裕美!

がんばっている藤川さんシンガポールや次寄港地のモーリシャスをはじめ、
今回のツアープラニングは容易ではありませんでした。
藤川悟はじめ、全員が寝る間を惜しまず努めてきたからこそ
ご安全に皆様をご案内できたのかもしれません。

ツアーチーム過労死船内が静まり返ったころ、常に疲労と課題で頭を抱えております。
それでもツアーチームは、お客様の満足と笑顔のため、尚一層がんばります!
シンガポールから乗船した伝法浩幸が加わり、にっぽん丸ツアーチーム今クルーズも健在です!

写真・文 : 中村風詩人

海を見ながらアクアフィットネス

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.24

天空プール今日は7階のリドテラスに来ました。
いつもはドリンクやカクテルを飲みにきたり、
夕涼みのコンサートを聴きにきたりと人気のスポットです。

このテラスの中央にプールがあります。
今航海はじめてのプールを使ったアクティビティ、
アクアフィットネスが開かれるとのことで私も参加してみました。

プールに入る前に、ひとつ階段を上りデッキから眺めてみると、
屋根の奥、窓の外に大海原を見ながらの風景に気づいてしまいました。
よくよく考えるとこんな贅沢なプールはなかなかありません!

杉浦祐子さんこちらスタッフの杉浦祐子さん。
水の中で万が一の事があっても、杉浦さんがいるから安心。
水中の安全は私が守る!? それにしても、楽しそうですね〜。

高橋恵子先生「さぼってるんじゃないよ!」
と、お叱りを頂いたのはインストラクターの高橋恵子先生。
すいません、でもレッスンが楽しすぎたからです!許してくださ〜い!

写真・文 : 中村風詩人

ウェルカム!アジアンナイト!

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.22

ドラゴンケーキ2011年4月20日
Welcome to Asian world!

竜をかたどったスウィーツが焼き菓子に巻き付いています。
なんともアジアな雰囲気をかもしていますね。
そう、今日はアジアンなイベントがある日なのです。

スタッフ集合【編集注:真ん中の赤い衣装が福元ゼネラルマネージャー、その後ろの紺の衣装が番留キャプテン、向かってその斜め左後ろ二人目が濱田機関長です】

昨日はシンガポールに入港、滞在しました。
にっぽん丸はこれからインド洋を抜け、モーリシャスへと向かいます。
アジア最後のイベントに”アジアンナイト”が催されました。

皆様、お持ちになったアジアの衣装やシンガポールで購入してきた現地の服装、
あるいは小物やアクセサリーを身につけてご参加です。
それでは全員で記念写真!と言いたいところですが、
お客様は何百名もいらっしゃりカメラに収まらないので、
祭りの後にスタッフだけで記念撮影をいたしました。

食堂風景アジアンナイトのもう一つの楽しみはディナービュッフェ。
それぞれの料理の前に、各国の旗が掲げられ、
シンガポールやらタイ、マレーシア、日本食ももちろんありました。
皆様、自慢の衣装にこぼさないようにお召し上がりくださーい。

写真・文 : 中村風詩人

マーライオン家族に関する考察

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.20

マーライオンは上半身がライオンで、
下半身が魚なことは多くの人が知っています。

ですが今、ここシンガポールのシティに、
マーライオンが三匹(三体?あるいは三頭?)いるのを
ご存知の方はあまりいないのではないでしょうか。

しかも、その三匹は家族関係を結んでいるらしく、
(調査によるとどうやら核家族のよう。)
子、親、祖父とそれぞれ分けて判別されているのです。

今回その三匹の撮影に成功したので
ここでこっそりご紹介差し上げたいと思います。
まず、一つ目の写真が子マーライオンです。

子マーライオン子マーライオンはまだ幼いようで、体もかなり小さい。
体長2m程度と言ったところでしょうか。
大人が囲むといささか存在感が薄く感じられてならないです。

祖父マーライオンこちらが祖父にあたるマーライオン。
やや、今度は異常に大きい。ビルとならんでも退けをとらないほどです。
なんと今回は祖父マーライオンの中に入った方から話を聞く事ができました。
他でもない、にっぽん丸にご乗船されている方です。

中はエレベーターでのぼり、口の部分が展望台になっているとか。
高さは38m。なんでも足の部分には水族館があるらしいです。
下半身が「魚」だからでしょうか。面白いアイディアです。

親マーライオン最後は親マーライオン。
皆さんがマーライオンと聞いて思い浮かべるのが、このマーライオンです。
どこ?ですって?真ん中にある赤い箱が親マーライオンですよ!

残念ながら、今回はマーライオンホテルと称して、改装中なのでした。
改装中ならマーライオンホスピタルに改名したほうがいい気がしますけど・・・。

ツアー風景「三匹も見られて、逆にラッキーだったわね。」
とはシティツアーに出られた方のお言葉。
いやはや前向きなお姿に勉強させて頂きました。

ところで、シンガポールのシンガとは、
サンスクリット語でライオンを意味しているそうです。
シンガポール人は、みんなマーライオンが大好き、良い国でした。

写真・文 : 中村風詩人

世界一周クルーズ最初の寄港地、シンガポールへ!

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.20

シンガポール入港シンガポール海峡から湾へと入ると、左手にシティが見えてきました。
にっぽん丸は、到着予定時刻の4月19日午前7時、シンガポールクルーズセンターに着岸を果たします。

デッキに出てみると、一瞬ここがヨーロッパかと目を疑ってしまいました。
欧米のように整然と立ち並ぶビル群、近未来的な建物、道を行き交う高級車。
昇る朝日が静かにドラマを演出してくれました。

エントランスメインエントランスにはシンガポールと日本、両国の国旗が掲げられ
入港とは、入国という事なのだと改めて感じさせられました。
初の寄港地とあってか、これから始まる現地ツアーや自由行動に想いを馳せ、皆様心浮き立つご様子。
まずは、ツアースタッフが旗を掲げながら誘導をしていきます。
私も今回は2号車にご一緒してマーライオン公園へ向かいました。

停泊地周辺図にっぽん丸が停泊したのはシンガポールクルーズセンターという所です。
地図で見てみると、シティへのアクセスはもちろん、対岸には遊園地、
地下鉄駅、ショッピングセンター、モノレール、ケーブルカーが隣接しています。
なんという好立地。飛行場からだったらこうはいかないぞ、と感じました。

それでは皆様、シンガポールは治安が大変良いそうですが、
スリや置き引きにはくれぐれも気をつけて、良いご滞在をお過ごし下さい。
いってらっしゃいませ〜!

写真・文 : 中村風詩人

第1回ワインクラブ開催

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.19

ワインクラブ食事会本日、にっぽん丸初の企画”ワインクラブ”の記念すべき第一回目が開かれました。
ワインクラブとは、全行程中に12回予定されているディナータイムで、
「本日のワイン」のご紹介を織り交ぜながら、一味違った食卓をお楽しみ頂く企画です。

しかもワインの選別は、寄港する国や地域にあわせながら
田崎真也さんがセレクトしたものと言うから期待感も募ります。
初の活動という事もあってかスタッフ、お客様となんだかかしこまったご様子。
ちょうど開会の挨拶をしている蘇さんも少し緊張気味?でした。

シャンパン乾杯に登場したのは今回メインのフランス産ロゼシャンパン。
お出ししましたジャン・アントワーヌ・アリストンは、
辛口の糖分がすくないもの、いわゆるブリュットと呼ばれるものだそうです。
通好みの一本、皆様も語納得のご様子。

ワインクラブがあるのを知ってか、今日の東シナ海はとても穏やか。
静かに静かに揺れる夕暮れの波、それはまるでグラス中のロゼのようでした。

写真・文 : 中村風詩人

Yuccaメインショー

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.18

YuccaPerformer : Yucca(ユッカ)
Pianist : 古垣未来
Guitarist : 望月清文

皆さんコロラトゥーラって知ってますか?
なんとご存じない!?では、お教えしましょう!

コロラトゥーラとは、もともとはイタリア語で
トリルなどの技巧的な装飾に富む華やかな旋律のこと・・・
と、辞書に書いてありました。

実は私も知りませんでした。失礼。
Yuccaさんのようなコロラトゥーラの歌い手は
コロラトゥーラソプラノと呼ばれ、3オクターブの歌声を出せるそうです。

Yuccaさん始めに披露されたのは、Yuccaさんのヴォカリーズ。
一切楽器を使わず、歌声だけで表現されるメロディ。
透き通る美声に耳を傾けると、それだけで癒されてしまいます。

古垣未来さんYuccaさんたちは、2006年に初めてにっぽん丸にご乗船されてから、
もう5回目のご乗船となり、その都度メインショーを開催いただいています。
今航海でももう一度メインショーがあるのでとても楽しみです。
Yuccaさん、古垣さん、望月さん、ありがとうございました!

写真・文 : 中村風詩人

赤緯直下、無くなった影

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.17

影がない一同2011年4月17日、お客様やスタッフたちが
にっぽん丸7階のスポーツデッキに集まりました。
気温は30度近い炎天下の中、なぜこんな事をしてるのでしょう。
答えは写真にあります、よーく見てください。
なんだか影がおかしくないですか??

そう、影がありません!
正確に言うと真下に影が出ています。
実は太陽が自分の頭の真上にあるので事で影がなくなったように見えるのです。

皆さんも、船の場所は緯度と経度で表されているのをご存じかと思います。
同じように太陽も「赤緯と赤経」という数値で場所がわかるそうです。
(ちなみに読み方は「あかい」ではなく、「せきい」です!)
その太陽の赤緯と船の緯度が同じになったためにこの現象が起きるのだそう。

真昼の星影が真下にできるなら、真上で影絵ができるんじゃないか!?
そんな事を言い出したのは、クルーズスタッフの南尚幸さん。
みんなでピースを重ねて作られた星の形。
真昼にこんな素敵な星を見たのは、もちろん初めてです。

地球の丸さを体感した出来事でした。
なんとも貴重な瞬間に立ち会えて、一同感激です。

写真・文 : 中村風詩人