クルーズレポート

亜羅仁のマジックショー

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.16

亜羅仁さん登場するなり早速ハンカチマジックをご披露。
歓声があがるなか、「亜羅仁です」と自己紹介。
誰もが一度は憧れるマジシャン、やはり格好いい!

亜羅仁さんマジック印象的なのはやはりクライマックスのマジック。
手のひらに乗せた旗、その先をお客様が持っていると、
スルスルっと会場いっぱいに伸びていき、驚きの拍手があがります。

どこまでいくのーと、油断してたら「どこまでいくの〜!」
皆様今度は爆笑の拍手を亜羅仁さんに贈っていました。
今夜は亜羅仁さんのメインショー、とても楽しみです。

写真・文 : 中村風詩人

船長から皆様へお届けするカクテルパーティ

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.15

今航海、初めてのフォーマルデイ。
船長から皆様へカクテルをお届けするパーティが開かれました。
男性はタキシード、女性はドレスに身を包み、
会場のドルフィンホールは今までにないほど華やかなムードでした。

バーテンダーお手元のアクセサリーに添えられたのは色とりどりのカクテル。
バーテンダーの益田直政さんが作るスペシャルカクテルは、
アラウンドワールドと言い、世界一周を記念しているそうです。
今クルーズにぴったりの素敵なプレゼントですね!

スタッフ紹介スタッフたちもいつもの衣装とは違い、
蝶ネクタイやドレッシィなスタイルで登場です。
この後、スタッフたちは記念撮影に引っ張りだことなり大忙し。
皆様、良い思い出写真は撮れましたでしょうか!

写真・文 : 中村風詩人

お一人参加の集い

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.14

お一人参加の集い「お金と時間があれば世界一周をしてみたい」

そんな声は時々耳にすることがあります。
続く言葉は、「でもそんな余裕はないから・・・」と。
確かに私も、世界一周は“夢のような話”だと思っていました。

今回は「お一人参加の集い」という談話会に参加してみました。
お一人で乗船している方は、全体で数十名いらっしゃるそうです。
これは半数とは言いませんが、なかなかの数字ではないでしょうか。

定年した自分へのご褒美、介護を終えた方、長年の想いがあった方など
乗船されるきっかけは様々でしたが、皆さんエイっと飛び乗るような
勢いを感じるお話が多かったように思えました。
中には横浜出航の当日に申し込みをされて、
そのままエイっと乗船されたという方もいらっしゃいました。

ところで、お一人参加と言っても、純粋にお一人で乗られている方は半数程度で、
残りはご友人やご近所の方、あるいは共通の想いを持つお知り合いを誘ってなど、
一人参加ながら知り合いはいらっしゃるという方も多くいらっしゃいました。
エイっと飛び乗る時に、ご友人と一緒だと行きやすいものなのですね。

特に国内の短期クルーズに一度ご乗船されて、
前もって船旅がどのようなものか確かめている方も多く見受けられました。
小笠原クルーズ、韓国クルーズ、太平洋一周クルーズ、そして世界一周へ。
こうした話を聞いていると、世界一周は“夢のような話”ではなく、
“とっても現実的な話”に思えてならないひとときでした。

写真・文 : 中村風詩人

全員出席、避難訓練

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.14

避難訓練「問題が発生しました、乗客の皆様は4階デッキにお集まりください。」

聞き慣れない警告音とともに船内アナウンスが入りました。
避難訓練や避難経路の確認が、法律で義務付けられているため
乗組員、乗客の全員が救命ベストを着用してデッキに集まりました。
皆さんは着る機会のない救命具に身を包み、なんだか楽しそうな表情です。

にっぽん丸概観ミニチュアにっぽん丸には、両側に3種類ずつ救命ボートが備え付けられています。
一番大きい救命ボートは、なんと150名もの乗客を収容できるそう。
その船内には食べ物や飲み物、臨時のゴムボートや通信具、
さらにモーターまでを装備している豪華ぶりです。

ライブラリの車窓からそんな頼もしい救命ボートも、もちろん普段は全く出番がありません。
そこにあるのが当たり前という存在なので、
いまさら船内の皆様は特に気に留めていないようです。
改めて見てみると、窓の外に船が浮かんでいるというのは、なんだか面白い風景ですね。

写真・文 : 中村風詩人

どっちが船首?どっちが船尾?

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.14

クルーズでは船体の前方を「船首」、後方を「船尾」と呼びます。
例えばにっぽん丸では、バーは船首に、大浴場は船尾にあります。
他にもダイニングやスポーツジムなど施設の場所は、
よく船首か船尾かを基準に説明されています。

しかし困ったことに、時々どっちが船首でどっちが船尾か
わからなくなってしまうことがあります。
進行方向が船首と思えばいいのですが、航海中はゆっくりと進むためか、
室内にいるとどっちに進んでいるのか判断が付きません。
何か良い判断方法がないものか、と頭を抱えてしまいました・・・。

にっぽん丸船内ツアー

「良い判断方法が、ありました!」
船内ツアーというイベントに参加してみたら目からウロコ。

「エレベーターから降りて正面が、いつも船首です。」

各階の移動にエレベーターを使うので、
乗り降りする度に、どっちが船首でどっちが船尾か分かります。
すぐに役立つトリビア。さっそく今日から実践です!

写真・文 : 中村風詩人

神戸入港、そして外洋へ!

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.12

ホライズンデッキ横浜で乗船された方にとっては神戸が初めての寄港地です。
甲板から手を振る方、お部屋の窓から眺める方、
あるいは7階のホライズンラウンジから紅茶を片手に見る方など
皆様それぞれに過ごしながら、にっぽん丸は神戸港に入港いたしました。

神戸出航3時間ほどで神戸港からの乗船が終わり、まもなく出航のセレモニーです。
にっぽん丸の旗を大きく振りながら皆さん精一杯声をだしていました。

「いってきまーす!お元気で!」

いよいよ、にっぽん丸は世界一周に旅立ちます。
海の色もその土地土地によって様々な表情を見せてくれるでしょう。
船内でも、ひとつ大きな変化もありました。

そう、税金です。
3階に自動販売機があるのですが、昨日までとお酒の金額が違います。
ビール1缶330円から180円に変更になっていました。
皆様くれぐれも飲み過ぎにはご注意くださいね!

写真・文 : 中村風詩人

いざ、横浜出航!

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.12

静かな大桟橋ターミナル午前8時の大桟橋ターミナル。時間が早いせいか、人もまばらです。
停泊しているにっぽん丸の出航予定時刻は、12時。
この静かなデッキは、その頃どうなるのでしょう?

にっぽん丸と横浜午前10時、にっぽん丸はまだ停泊しています。
奥に見えるのは、横浜みなとみらいのシンボル、ランドマークタワー。
心なしかにっぽん丸も出発を待ってウズウズしているよう。

大桟橋ターミナルに集まる大勢の人たち12時になりました。さっきと同じとは思えないほど大勢の人たちで賑わっています。
歌をうたって、ドラを叩いて、恒例のにっぽん丸ダンスを踊りながら
みなさん、ご家族やご友人がたにそれぞれの想いを伝えていました。
船旅でしか味わえない、感動的なひとときです。

出航の紙テープ船と岸をつなぐ無数の紙テープ。
にっぽん丸は、ヴォーンボヤーンと大きな汽笛を鳴らしながら少しずつ岸壁から離れていきます。
気のせいか”BON VOYAGE”と言っているように聞こえました。
世界一周の船旅へ向けて、いざ横浜出航です!

写真・文 : 中村風詩人

春の船出、にっぽん丸世界一周クルーズへ。

2011年 世界一周クルーズ

2011.04.12

今般の東日本大震災により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

また、皆様の安全をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復旧と日本経済の復興のため、
こちらにっぽん丸から少しでも元気をお届けしていきたいと考えております。

にっぽん丸春の船出

2011年4月10日、にっぽん丸は世界一周クルーズの出航に向けて、横浜大桟橋ターミナルに停泊しています。
向かい側にある赤レンガ倉庫では早咲きの桜が、もう葉を付け始めていました。
これから始まる華やかな92日間の船旅を想像させてくれます。

申し遅れましたが、クルーズレポート“世界一周クルーズ”をお送りします
写真家の中村風詩人(なかむら かざしと)と申します。
にっぽん丸が日本へ戻ってくるまで、船内でのイベントや寄港地でのご報告などを発信していきます。
どうぞ、よろしくお願いします!

写真・文 : 中村風詩人