『ようこそ船族のおもてなしへ』 6月18日~25日のクルーズレポート
2010.06.29
◆6月18日 ジュノー ~ 25日 北太平洋横断中◆
最後の寄港地ジュノーへは、6月18日18時入港。19時頃より上陸が開始となりました。この時期のアラスカは、日が暮れるのも遅いため、早速、街に繰り出したお客様も大勢いらしたようです。
翌日は、青空も広がり、アラスカらしい爽やかな気候の中を観光へと繰り出しました。
ジュノーを代表する観光地にメンデンホール氷河があります。温暖化の影響で少しずつ後退しているとはいうものの、車で行くことのできる氷河としては世界最大級。大きさは何と!佐賀県と同じくらいだそうです。
展望台からメンデンホール氷河を見学するツアーや、ヘリコプターで氷河の上に降り立ったツアーも。自然の雄大さとともに、大切さを改めて実感しました。
野生動物をクルーズ船に乗って探すコースも実施されました。クジラなど数多くの動物たちにも間近に出会え、迫力に圧倒です。
昼食は野外でのサーモンベイク(バーベキュー)に舌鼓。炭火で焼いたホクホクのサーモンを味わいました。
ジュノーの大自然を満喫しながら、最後の寄港地もあっと言う間に過ぎたようです。ジュノーを出航してからは、アラスカの景色をのんびりと眺めながらの日本までの航海日。ここからは北太平洋を一気に横断、航海日が長く続きます。
デッキからはアラスカとアリューシャン列島の雄大な景色が広がり、6月24日にはアッツ島沖も航行しました。
日本が近づきつつある中でも、にっぽん丸の船内では色々なイベントが行われています。ずっと練習してきたハーモニカ教室の発表会も行われ、童謡・唱歌などたくさんの曲を披露しました。
お客様が講師として開催された南京玉すだれ教室。練習の成果は、にっぽん丸夏祭り会場のステージの上で発表され、盛大な拍手が贈られました。
船内での楽しい時間はあっと言う間に過ぎていきます。
『そろそろ荷物をまとめないと…』そんな声も聞こえ始めてきたようです。日本まであと数日です。