◆5月14日◆
無事にブログ第一弾の原稿を書き終えたのも束の間、ひよことすずめと青足カツオドリの会話は、連日朝からブログの事ばかり…。「何かネタあった?」が「おはよう」の挨拶代わりです。油断するとかもめ課長からいつ鉄拳(鉄クチバシ)が飛んで来るかわかりませんから。
でも船内ではネタには不自由しません。なぜならにっぽん丸の船内では朝から晩まで色々なイベントが盛り沢山に用意されています。盛り沢山と言っても、船内では、自分のペースで自由に1日を過ごすことができます。こんな旅行スタイルはクルーズならではのもの。まさに「洋上の楽園」です。
さて、「洋上の楽園、にっぽん丸」の船内はと言うと…、朝のモーニングコーヒーからスケジュールが始まります。他には、ダンス、水彩画、コントラクトブリッジ、パソコン、デッキゴルフにハーモニカなどの教室、フィットネスプログラム、昭和史と太平洋戦争史の中田先生の講演、その合間にも映画が上映されたり、午後のひと時にはお茶とお菓子でティータイム。夕食後は、メインショー、落語、音楽…。船内のどこかで何らかのイベントが行われています。

そんな中、午前中は、グアムとタラワの入国説明会と寄港地のツアー説明会が開かれました。
パーサーから入国手続きの注意事項と入国書類の記入方法の説明、その後、ツアーディレクターから画像を使っての寄港地説明会を行いました。当然、説明会終了後、ツアーデスクは新規の申し込みのお客様で大混雑・・・と思いきや、ツアーデスクは閑古鳥が鳴いています。船内にお客様の姿が見あたりません。よく考えたら、今は、硫黄島を見ながらのクルーズ。皆さんデッキにいらっしゃって、硫黄島を眺めていらっしゃいました。

そして、夕方は船長主催のカクテルパーティーが開催され、ドレスアップした皆様が会場に集結し、益田バーテンダーのカクテルを味わいました。

日本を出てまだ数日ですが、海の色も変わり、南国らくしなってきました。グアムの到着が待ち遠しいです。
◆5月16日~17日◆
さて、このクルーズ最初の寄港地グアムには朝8時に入港しました。

ひよこは、時折、『船で外国へ入国する場合、入国手続はどうするの?』と質問を受けることがあります。
入港する国や港によって手続方法は異なりますが、大きく分けると、船側が一括代行してお客様の入国手続を行う場合と、お客様に入国手続会場にお越しいただき手続きをする場合とに分かれます。
今日のグアムでの入国手続きは、お客様に手続き会場の4階ドルフィンホールにお越しいただき行われました。
にっぽん丸は、もう何度となくグアムに入港していますので、ひよこ、すずめ、青足カツオドリの3人と顔見知りの入国審査官もいます。『オ~、ヒサシブリデスネ』『コンニ~チワ』『ヒヨコ、マタフトッタネ』と日本語で話しかけられました。年間を通じ多くの日本人観光客が訪れるグアムには日本語が堪能な方も多く、お客様に『ヨウコソ、グアムヘ』『オハヨーゴザイマス』といった挨拶をする入国審査官もいます。
さて、グアムは、どこまでも透き通った海と珊瑚礁に囲まれたトロピカルアイランド。街中には、グアム島の花ブーゲンビリア、甘い香りを持つプルメリア、他に赤いかわいい花が咲く南洋桜(フレームツリー)など、多くの花が年間を通し咲き乱れます。
本日の気温は最高気温は30℃。ギラギラ輝く太陽光線が南国に来たことを実感させてくれます。時折、グアム特有の通り雨に降られましたが、2日間の滞在は、あっと言う間でした。
オプショナルツアーに参加して、グアム島内を観光をされた方や、市内中心部の免税店まで運行されたシャトルバスを利用して自由行動をされたお客様も多く、皆様それぞれにグアムをご満喫されたご様子でした。
グアムの海岸に沈む夕焼けも印象的でしたので、パチリ。

さて、グアム初日(16日)の夜、急に携帯電話に日本からのメールがたくさん入ってきました。メールの内容のほとんどが、日曜日に放送された『「夢の扉」見たよ。』でした。船内では放送を見ることが出来ませんでしたが、乗船中のお客様にも同様の携帯メールが届いた方が多かったようで『どんな番組だったの?』と質問も頂きました。
『川野ゼネラルマネージャーにスポットライトを当て、これからの新しい旅行のカタチとしてクルーズを盛り上げていきたいという夢を追う姿を紹介する番組なんですよ。』とお答えしました。
かもめ課長が、ブログ上で『夢の扉』のことを、「こんなにいい番組ができて、裏番組のサザエさんに申し訳ない」、と書いていましたが、これからもいい船上レポートを書いて、人気が出過ぎて、裏番組のかもめ課長ブログに申し訳ないです。と言えるように頑張ります。
次回をお楽しみに。
◆ にっぽん丸「2011年 世界一周クルーズ」好評ご予約受付中です! ◆
◆ 詳しくは トップページ の「クルーズを探す」からご覧ください ◆