ココス島で過ごすアイランドタイム
2012.05.14
グアムでは「南部観光とフルーツ農園」を巡るツアーに参加してきました。北部は訪ねたことがあるが南部は初めてというお客様のお声も多く、皆様とても楽しみにしていたようです。
フルーツ農園ではその日に収穫した果物を味わうことが出来ます。カラマンシーやアンバレラなど聞いたことないようなフルーツを食せるのも南国ならでは。お昼ご飯を前にしてバイキングなので食べ過ぎには注意です。
農園から30分ほど移動すると桟橋へ、鮮やかな瑠璃色をしたココス礁湖は「奇跡の青」とも唄われる美しさを持っています。島内での3時間近いフリータイムでは、シュノーケリングはもちろんハンモックやビーチチェアでゆったりとお過ごししている方もいらっしゃいました。初めての離島で皆様いっぱいに羽根を伸ばしているご様子でした。
写真・文 : 中村風詩人
街角には島花のブーゲンビリアが咲き乱れ、ビーチ沿いではヤシジュースを飲みながら潮風を感じます。午後はゴルフやスキューバ、ホノルルに勝るとも劣らないアウトレットモール。あるいは海辺のバーベキューやスパなど遊び尽くすには1日ではとても足らないほどの楽しみが詰まった島です。
アメリカ合衆国の準州グアム、日本語が通じる事でも有名ですね。その人柄や気候の暖かさは、やはり南国というにふさわしいパラダイスムードが漂っています。本日は素敵な青空が迎えてくれました。はじめての寄港地、皆様もうご予定はお決まりでしょうか。
船内新聞には「伝統楽器とピアノでクラシカルなナンバーをお届けします」と書かれていましたが、なんとも想像が付きませんでした。それもそのはず、三味線やチャッパ(すり鉦)がピアノと混ざり合う音楽は他にはなかったからです。コンサートが始まった瞬間、共鳴した三つの楽器が絶妙な音色を繰り広げました。
会場にはチャッパの繊細な音色が響き亘りました。リズミカルに、けれども透明感のある音は、純粋に楽器の調べを届けてくれた気がします。聞いたことのあるリズムに、会場の皆様も自然と手が動いてしまいます。手拍子と重なる金属の和音が、染み込むようにホールにこだましていきます。
「日本の原風景といいましょうか。田んぼがあって森があって、そんな田舎でみたような景色を見た時に聞こえてくる曲を目指しました。聞いてください、ジパング」
「これから寄港する国々は、だいたい海風が気持ちよくて浜辺にいるといつの間にか眠くなってしまうようなところばかりです。私の講義と一緒ですね」そんなご挨拶から始まった片山一道先生のポリネシア人類学。聴講に訪れたお客様たちは既に片山先生の冗談で心地よい笑顔を見せています。
ポリネシアの講義、というのは今までもちろん参加したことがありません。地球の3分の2は海、というのは聞いたことがありますが、その海の半分が太平洋だとは知りませんでした。この南太平洋には聞いたことない沢山の独立国があること、あるいは島民が体中に入れ墨を入れている島があること。知らないことばかりの内容です。聞いたことの無い事が沢山詰まった未知の世界を、これから訪ねていくと思うと期待は高鳴るばかりです。
着岸したメリケンパークには関西圏からのお客様がたくさんお泊まりになっていました。10時になるとにっぽん丸とホテルに連絡通路が渡され、まだかまだかと待ちわびたご様子のお客様がお目見え。横浜を出航して1日、にっぽん丸は神戸から乗船のお客様をお迎えしました。
乗船証を受け取ると皆様さっそく船内を色々見て回っているご様子。15時の出港時間を迎えると、4階のデッキには多くのお客様が並びました。「よい航海を!」と音に乗せ、水飛沫に乗せ、手振りに乗せ、にっぽん丸はたくさんの方々のお見送りを受けました。中には商船三井客船の社長の姿も・・・。
だんだんと神戸が小さくなってゆきます。見送る人が「あぁ、いっちゃった」と呟くように、見送られた私たちも「とうとう来たんだ」とこれから始まる45日間を想いながら呟きます。皆様いろいろな気持ちを胸に、それぞれの楽園探しの旅が始まろうとしています。
大桟橋ターミナル2階には特設スペースが作られました。
乗船予定のお客様全員が無事本船に乗り込みました。
「向こう側まで届くかしら」