かもめ課長のブログ

初春の宝船2日目②:新宮寄港〜那智大社へ

国内クルーズ(3泊~5泊)

2022.01.21


こんにちは、かもめ課長です。

岸壁から大型バスに乗り換え走ること30分、新宮から那智にやってきたかもめです。オプショナルツアーは那智大社と青岸渡寺、那智の滝という新年にぴったりのコースを選択しました♪


400余段の階段を登り切った先には大きな虎の絵馬が飾られていました!「よくここまで来たな」と言われているような気がしました。開運の二文字にもあやかりたいものです。


階段の頂上には那智大社がどっしりと構えています。朱色と金の飾りというこれまた新年にぴったりの装飾の数々が縁起の良さを感じさせてくれます。


本日は晴天とあって至るところがキラキラしていました。ご一緒したお客様は、初詣だわ!と意気揚々。なかなかこのような大社で初詣が出来る機会はありません。


門をくぐった先にはお隣の青岸渡寺があります。厳かな出で立ちは先ほどの那智大社とは一風変わってまた新鮮です。二礼二拍手一礼。かもめもしっかりとお参りします。(ペコリペコリパタパタペコリ♪)


遠くの方から滝の流れ落ちる音が聞こえてきます。そう!言わずと知れた那智の滝。青岸渡寺の裏側には三重塔と那智の滝が連なってみえるのです。


青い空と深い緑に挟まれた朱色と透明な水飛沫。新年に相応しい絶景かな。自由行動の時間もたっぷり取られていたので、中には三重塔に登ってみたという人もいらっしゃいました。



滝は見るだけでは勿体ない。ということでにっぽん丸のツアーでは、これから滝のすぐ近くまで行く行程になっています。今度の階段は下りだから楽だ〜♪(と言っても帰りはそれを登るのですが・・・。)


木々のそよぎと滝の落ちる音、滝の全貌がみえるところまでくるとひんやりとした、なんとも言えない神聖な空気を感じました。


はるか高く崖の上には注連縄がみてとれます。落差133メートル、一段滝として日本では最も高い落差を誇ります。また茨城県の袋田の滝、日光の華厳の滝と並び日本三大瀑布にも数えられています。


そして滝壺からは、この新年の時期のこの時間しか見られないという那智の滝の虹を拝むことが出来ました。


せっかくの御利益を持ち帰る!そんな意見を受けてか、新年らしい縁起物も売られていました。破魔矢に熊手、小槌や小判といった初詣にぴったりの品々。これで一年の幸運を射止めるのも乙ですね♪


新宮は那智大社で初詣を終えたかもめです。こうして新宮出港を待つにっぽん丸に「いってらっしゃ〜い」と手を振るかのような石像が岸壁の公園にありました。さぁ、明日は瀬戸内海周遊が待っています。