秋の日本一周4日目:軍艦島&上五島
2019.10.10
こんにちは、かもめ課長です。
おはようございます、夜明けに起きたかもめは本航海の中でもとっても楽しみにしていたことがあります。それは軍艦島の後ろに上がる朝日を見ること。これは天気やタイミングが味方しないと適わない願いでした。
多くのお客様方と一緒に連なる山々の稜線にあがる朝日を、そしてその目の前には軍艦島を眺めながら贅沢な朝のひとときを過ごします。なんて美しいんだろう!と感嘆の声も聞こえてきました。
軍艦島に背中を向けてにっぽん丸は上五島に向けて舵を取ります。と、同時におはよう体操が始まりました。本日の体操は小さくなってゆく軍艦島のシルエットを眺めながら行われます。これまた贅沢な時間です。
上五島の岸壁に到着すると、いつものように沢山の露天が並び多くの方々が歓迎をしてくれました。椿オイルにハンドクリーム、五島うどん、木彫り細工、貝殻のアクセサリー・・・ちょっとした商店街のような岸壁は見てまわるだけでも一苦労です。
かもめは何度も上五島に来ていますが、今回は通い慣れた島内一日観光にご一緒しました。言わずと知れた頭が島天主堂や青砂ヶ浦教会、矢堅目公園など代表的な観光地を巡ります。
その中でも本日印象に残ったのは、蛤浜海水浴場でした。快晴という天気のお陰で、浜辺の海は煌めくようなブルーに輝いていました。波間にはまだ泳いでいる人がいます。本日は27度、うん、泳げなくもない気温です!
そしてまもなく出港を迎えるにっぽん丸へと戻ってきました。ツアーで遊び尽くして乗船してすぐにタラップがあげられました。岸壁から流れる別れの音楽に返すように紙テープをひらり。風にひらめくカラフルな紙の舞を目で追っているととても心地良い気分です。
こうして朝五時起床の長い一日がゆっくりと終わろうとしていました。果てしない黄昏を眺めながら海風を頬に感じます。