熊野大花火大会は船上で忘れられない時間に
2016.08.31
こんにちは、かもめ課長です。
阿波踊りで夏満喫のかもめですが、さらに充実したサマーバケーションに向けて行ってきたところがあります。和歌山県の世界遺産、熊野古道で歴史散歩を楽しんできました!陽射しがあたるところはさすがに炎天下でしたが、熊野本宮参道は木陰で適度に風が抜けてとても居心地のよい時間でした。その頃、にっぽん丸は・・・
「夏休み熊野大花火大会と徳島クルーズ3日間」の真っ最中、かもめが日中に訪れた熊野本宮がある新宮市からは北に約30キロ、熊野市駅のあたりにやってくるスケジュールと聞いています。
かもめも熊野市駅の方まで行くとずらーっと並んだバスの列にびっくり。見えているだけでも29台、この隣の駐車場にもびっしりとツアーバスが・・・、にっぽん丸のオプショナルツアー?!いえいえ、熊野市には沖に留まるのみで寄港はしない予定です。
少しずつ暗くなったころ、にっぽん丸が綺麗にライトアップされました。七里御浜海岸に目を移すとシートが敷き詰められて露店も並んでいます。そう!本日は日本有数の花火大会「熊野大花火大会」の日でした!にっぽん丸の手前には花火を打ち上げるための台船が留まっています。
湾内に留まる2台の花火台船から轟音が響くとあたりは煌々と照らされて海面が虹色になりました。熊野大花火は秋田大曲や新潟長岡といった大きな花火大会に負けず劣らず名高い大会です。目玉の三尺玉海上自爆の迫力、連続するスターマインの華やかさ、大切な人に贈られたメッセージ花火など見所も沢山。にっぽん丸はその数々の見所を花火の真下に近い最高の観覧席から見ています。
そして来たるフィナーレを飾るのは熊野大花火名物の鬼ヶ城大仕掛。七里御浜海岸の北側にある山肌“鬼ヶ城”に直接設置された無数の花火筒から一斉に打ち上げられると、夜空は無数に開いた花々にカラフルに彩られ、かもめも感動で言葉を失ってしまいました〜!きっと船上から見ていた皆様も同じように忘れられない体験になった、はず!こうして花火大会が終わるとにっぽん丸もゆっくりと船首を沖合に向けて遠ざかっていきました。