かもめ課長のブログ

ぐるりナホトカ12日目:航海日の夜

海外クルーズ(10泊~)

2016.05.20

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こんにちは、かもめ課長です。

明日の朝には出発した港、晴海港へと戻るにっぽん丸、そう考えていると今まではただ美しいと時間を忘れて眺めていた夕陽も見え方が変わってきた気がします。この航海でにっぽん丸から見る最後の夕陽と思うと、今度は時間を気にしながら、まだ沈まないでと思いました。

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それでも落ちきった太陽を見届けてかもめは船尾の扉からドルフィンホールに入りました。本日はカクテルパーティ、そして乗り組み員よりフェアウェルの挨拶です。まずはキャプテンの号令で集まった主要なメンバーです。始めのカクテルパーティでも同じように並んでご挨拶をしたのがとても懐かしく感じます。

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次はイベントスタッフの柳さんより皆様と船内で時間を過ごしたスタッフ達をご紹介。タキシードに身を包んだ柳さんの軽妙洒脱なトークは実に面白おかしく、それでいてどこか洗煉された魅力を持っていました。

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ショップスタッフ、スパドテラケ、フォト、バー、パーサー、イベント、ツアー、APPが御礼の挨拶のために登壇していきます。あっという間に全員のご挨拶が終わるとお客様がたはゆっくりと夕食会場へと向かいました。

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ドルフィンホールのバックドアから甲板にでてみました。先程みていた夕陽と同じ空にはぽっかりと明るい月が浮かんでいました。九州からもロシアからも見ていた月は、航海を経て段々と丸みを増して今日、満月になりました。

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アフターディナーにもう一度ホールに戻ると、今度はメインショーのジェイドコンサートを聴くためにシートはまた満席になっていました。最終日にふさわしい絢爛な歌声、ドルフィンホールはオペラ座かミュージカルシアターになったかのようなとてもムーディな時間を届けてくれました。

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船内を回ってからスタッフ挨拶の感動が名残惜しいのか懲りずにみたびドルフィンホールにいきました。本日のドレスコードはフォーマル、清楚な身だしなみの皆様がちょうどダンスホールに向かうところでした。

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もしかしたら気のせいかもしれません。初日の夜にもこの場所でダンスを見ていたかもめですが、みなさん上達している気がします。ワルツではステップが大きく、ブルースでは腰がリズミカルに、社交ダンスというのは見ているだけでも実に華やかな気分にさせてくれます。初日と同じように過ごす最後の夜は、とても心地よく感じました。