小笠原クルーズ5〜6日目:航海日〜晴海帰港
2016.04.28
こんにちは、かもめ課長です。
母島を出港して翌日、往き道に立ち寄った孀婦岩や鳥島をもう一度周遊しながら東京の晴海港を目指します。鳥島ではアホウドリがひらひらと舞っています、その頃船内ではアホウドリの英語名にあたるアルバトロスの3名がラウンジでメロディを演奏していました。
夜のショータイムはソプラノ歌手の吉村美樹さんとピアニスト岩間麻里さんがお届けするコンサート。船長主催のカクテルパーティと一緒に最後の一夜を華やかに飾りました。
昨年の秋にかもめが5日間のクルーズに乗船した時にも最終日を飾ったのがこのお二人、1曲目を聞いた瞬間にあの時にみた圧巻のステージが思い出されました。ピアノの高音は水面に浮かんでくる泡のような柔らかさ、ヴォーカルは太平洋のように雄大な奥行き、なんだか音楽は人を幸せにすることが出来るのが分かる気がします。
コンサートづくしの航海日を終えて、最後の朝もハウスバンドAPPのメロディタイムに行ってきたかもめです。焼きたてのクロワッサンと珈琲をブランチに下船前の束の間のリラックスタイム。
小笠原ではもちろん見ることの無かった大きなビルが両舷を囲むと、戻ってきたなぁとしみじみ感じてしまいます。1週間にも満たない期間で、これほどまでに至福の旅と心地よい冒険を感じることができるのは、やっぱりやっぱり一緒に行った人しか分かりません。
晴海港へとゆっくり着岸を果たすとまもなくして全員の下船が完了しました。終わってみるといつもいつもあっという間。今回は初めてのお客様が多かったような気がします。皆様にとっての初めての船旅、初めての小笠原はどう映ったでしょうか。良き旅、良き思い出でありますように。そしてまたにっぽん丸で皆様とまたお会いできることを楽しみにしていますっ!