小笠原クルーズ4日目:母島出港
2016.04.28
こんにちは、かもめ課長です。
フォトツアーから帰ったかもめは折角なので岸壁近くにでているにっぽん丸歓迎のテントコーナーを訪ねることにしました。遠くから小笠原古謡が聞こえて来ます。岸壁からハイビスカスの咲く散歩路を歩いて5分、そこでは南洋踊りが行われている最中でした!
タコの葉細工を体験してみたり母島の名産品や母島上陸記念グッズ、中でもかもめが飛びついたのが小笠原パッションフルーツです!少し前まで沖縄にいたかもめは、パッションフルーツを食べたかった〜!とちょっと悔やんでいたのですが、ありました!!とっても甘い小笠原パッションフルーツ。真ん丸と大きく手に持っただけでジューシーな果実の香りが鼻まで届きます。ぷちぷちっとした食感は何とも形容できない独特なもの、夏の果実が口いっぱいに広がります!(パタパタ)
母島とお別れの時間が近づいてきたことを暮れる夕陽が教えてくれました。茜色に染まる船内、キャビンから、7階の丸窓から、デッキから、それぞれに差し込む太陽をあと少しでもと一身に浴びるかもめです。
昨年の12月にみた母島夕陽丘からの神秘的な時間を思い出させる景色でした。今度は同じ夕陽をにっぽん丸の丸い窓の中で見ています。半年前のこと、入港日が晴れて欲しい!と母島の月ヶ岡神社に願っていた通り、にっぽん丸は無事に入港して、良い海況に恵まれ、奇麗な夕陽に再会することが出来ました。
こどもの日を前に大空に羽ばたく鯉のぼりのように筋状に広がった伸びやかな雲がとにかく美しくてまた言葉を失ってしまいました。満ち潮にむかってもなお、凪いでいる水面はあまりに神秘的でただこの景色を目に焼き付けるばかりです。
遠くの方で小さくなった太陽が水平線の向こうに姿を消しました。船は夜にむかって漕ぐようにゆっくりと静かになっていきます。
ボォーン。母島の岸壁で見送ってくれている多くの人達にもきっとにっぽん丸の汽笛が聞こえたと思います。本日の滞在が素晴らしいものになったのも母島の方々のお陰、お客様それぞれの最高の滞在は島民みなさんが長い時間考えて準備をしてくれたからですね、改めて、ありがとうございましたー!!!そして、きっとまた来ます!