かもめ課長のブログ

オペラは円形劇場がいいらしい

その他クルーズ関連

2013.08.08

Michie_Nakamaru

こんにちは、かもめ課長です。

先週はオペラクルーズの素晴らしさを書かせていただきました。かもめもドルフィンホールでオペラを何回か観劇していますが、やはりマイクなしで伝わってくるリアルボイスの良さがとても味わえる規模だと思いました。日本が誇る世界的なディーバの中丸三千繪さんのオペラの歌声も船内で聞きましたが、1階席(本船4階)でも2階席(本船5階)でも十分によく聞こえて感激しました。

藤原歌劇団にっぽん丸にて

もともとオペラが始まった遙か昔は、電気が使えずマイクのような音響、照明といった舞台装置も十分にありませんでした。その代わり、歌声を届かせる円形劇場が採用されたそうです。機材が揃っているにっぽん丸でも、もちろん有名な初台のオペラシティ(新国立劇場)でも、オペラにマイクは使いません。ドルフィンホールは規模も大きすぎず、小さすぎず且つオペラを楽しむための円形舞台、どの席からでも十分にオペラならではの生の臨場感を味わうことが出来るのです。

ヨハンシュトラウスのこうもり

入門には前回紹介しました『カルメン』や『椿姫』、あるいはプッチーニ作曲の『蝶々夫人』が有名ですが、(藤原歌劇団も初めて演じたのはプッチーニの作品『ラ・ボエーム』だったそうです)その次の一歩には、今回上演予定のヨハン・シュトラウスの『こうもり』もお薦め出来ます。名曲として、何度聞いても楽しめる作品だと言われています。舞踏会のシーンでは、船上に欠かせないダンスシーンがあったり、年末年始が話の設定だったり(クルーズも同じ時期なのです!)、ととても雰囲気も盛り上がりそうですね!そして、話はコメディです。そう聞くと、ぐっと敷居が下がった気がします。オペラに主流の悲劇より喜劇だ、という方にももってこいの作品ですので、ぜひこのぴったりのホールに観劇にいらしてくださいね。

オペラクルーズ詳細|http://www.nipponmaru.jp/cruise/detail-140111.php