かもめ課長のブログ

天体観測は船からがおすすめ?

その他クルーズ関連

2021.03.09


こんにちは、かもめ課長です。

昨夜、新月に近かったので東京でも星が見られるかなぁと思って公園にふらっと飛んでいってみたかもめです。星がキラキラしてる〜!と思ったのですが、結構都内の公園はどこに行っても明るいのですね。やっぱり周りに街灯がない海の上からの月が一番綺麗!と改めて思ったかもめでした。


実は船の上というのは昔から天体と付き合いが古いものだと思っています。目印のない海上で船の位置と方向を割り出していたのは他ならぬ星の位置でした。現代はGPSで場所を割り出していますが、それでもクルーズ船上では、日食や惑星の接近などの天体ショーがよく話題になります。


地球上では場所によって天体の見え方が違うため、何十年に一度、なんていう天体の異変には他国も船で観測に向かう、なんていう話は大航海時代から良く聞く話です。かもめもにっぽん丸の上から皆既月食や火星の太陽面通過、木星と土星の接近などいくつもの天体ショーを見てきました。


写真は皆既月食です。普段、月が白っぽく見えているのは太陽の光が当たっているからで、月食の時は地球が影になって光があたらなくなって赤銅色になる現象です。分かりやすい例えだと、太陽を見たら眩しくて手をかざす時、その手が地球で目が月だったら目に影が出来るような感じでしょうか?ち


この皆既月食、今年の5月26日に見ることが出来ます。月は一年の間で地球から見える大きさが一定ではないのですが、5月は最も月が地球に近づくタイミングなので、いつもより大きな月が皆既月食となる結構貴重な機会です。興味がある方はぜひ船上から?どこよりも綺麗に見られることはかもめが保障します♪