かもめ課長のブログ

秋の日本一周2日目_新宮寄港

国内クルーズ(6泊以上)

2019.10.08


こんにちは、かもめ課長です。

大洗を出港してから20時間ほどの航海をへてやってきたのは和歌山県の東側に位置する新宮の港です。熊野古道の海の玄関口として知られ、着岸すると厳かな神楽の響きで出迎えていただきました。


かもめはツアーに参加して始めに熊野古道の世界遺産「速玉大社」へと向かいました。 熊野から世界の平和を願う梛(なぎ)の大木を前に神々しさを感じます。


本殿で皆様とお参りをしてから出店に立ち寄ると・・・なんと和歌山ミカンが一袋100円!!これには思わず手が伸びたかもめですが、優しいお客様がおひとつ分けてくれたので買わずにありついてしまいました・・ご馳走様ですっ!


さらに熊野川沿いにバスを走らせること小一時間、上流に位置する食事処で熊野牛に舌鼓。さらにはこのあたりを代表する目張り寿司、それに鮎やうざく、珍しい紀州梅の天ぷらなどを頂きました。にっぽん丸の美食につづく寄港地ランチです!


午後には奇岩や清流が心地良い、かの有名な瀞峡の川下りにやってきました。あいにくの天気でしたがボートは傘いらず、時折窓を開けて川の風を感じるのも一興。奥山の湿気も心地良く感じました。


目の前にそりたつ一枚板に圧倒されると、ふいにボートのエンジンが停まりました。一瞬でしたが川の流れに任せて目の前の岩板と共に自然と一体になった気がします。


そしてボートは中州へと到着し、しばし小休止。ボートの振動で小腹が減ったとアイスを手に取る方も。自然の空気が普通のバニラにスパイスを添えてくれます。


あっという間に昼食付きの一日ツアーから戻って出港の時間になりました。新宮の方々、そして世界一とも言われるハーモニカの演奏に見送られて離岸するにっぽん丸。


次の目的地は九州の東側、宮崎県に位置する細島港です。いつの間にか雨があがった空をみあげると明日は良い天気になるような気がしてきました。


おっと、お休み前に毎日のショータイムが欠かせません。ディナーの後に古今亭菊之丞さんの独演会を聴きにいきます。豪華な横断幕を前に軽妙洒脱な談話が広がります。さてさて、日本一周はまだ始まったばかり。そろそろかもめも寝ることにいたしますっ!