かもめ課長のブログ

八戸発着佐渡島2日目:佐渡島寄港

国内クルーズ(1泊~2泊)

2019.09.19


こんにちは、かもめ課長です。

本日は今航海唯一の寄港地佐渡島の入港日です。結構な距離を航行してきたせいかわずか一日ぶりの陸地にわくわくしているかもめです。早起きして雲間から漏れる朝日とおはよう体操で佐渡島滞在に備えます。


佐渡島着岸。今まで何度か訪れている寄港地ですが、これまでは佐渡島の東側に位置する両津港に通船で入っていました。それが最近南西側にあった小木岸壁が整備され、喫水が取れたことで着岸ができるようになったのです!


着岸できたことにより岸壁にストレートにタラップがかかります。さらにその先にはご用意いただいたレッドカーペットが敷かれていました。気分は映画俳優?なんだか一日かけて来た甲斐が早速ありましたね〜!


お出迎えはトキのキャラクター、トッキッキ!くちばしを少し動かしながら何かしゃべろうとしているのかなぁ。岸壁の出店を横目に見ながらバスに乗り換えて、かもめもツアーに出発です!


かもめが参加したツアーは佐渡島の旧市街とも言える「宿根木の街並み」と名物「たらい舟乗船」がセットになったツアーです。まず訪れたのは宿根木の入り口にたたずむ博物館です。所狭しと並ぶ民芸品と当時使われていた船舶の実物大が展示されていました。実際に乗船!にっぽん丸とはどこもかしこも違いますね〜!!!


ひと航海終えて、いよいよ宿根木の町へと入っていきます。当時は水産をメインにして佐渡島の富の3割を担っていたそう。住居と住居が密接しています。そのため火事だけはとにかく気をつけていたため、今まで、町の全焼は一度も体験していないそうです。


大正当時を思わせる郵便局の看板や路地に現れる花壇など道の角をまがるごとに発見がありました。こんな素敵な路地裏散策もなかなか出来ません。


ツアーの締めくくりにやってきたのは宿根木の小さな岸壁。そこからたらい舟に乗り換えます。見える範囲とは言っても約20分近い行程でどんぶらこ。・・・ちゃっかり流れているのはツアーディレクターの藤川さん!かもめももちろんプカプカしてきました〜!このたらい舟、ちゃんとメンテナンスすれば10年は余裕でもつそうです。


ツアーの行程を終えて本船に戻ると、なんとにっぽん丸の横にある小木の入り江でもたらい舟が浮いていました!こちらは女性の漕ぎ手が一周してくれるようです。これがテンダーボートだったら面白いなぁとにっぽん丸に付いている救命艇を見て考えてしまいました〜。