かもめ課長のブログ

夏の奥尻利尻3日目:利尻島寄港

国内クルーズ(3泊~5泊)

2017.08.27

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こんにちは、かもめ課長です。

本日の入港は7時30分、少しですが普段よりも早い着岸です。ちょうど朝日が利尻富士に昇ってくるときに、船上ではおはよう体操の真っ最中。ダイヤモンド富士がキラリと光るなかでの屈伸運動、奥尻の滞在に続いて今日もアクティブな予感がしてきました〜!

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今航はとっても晴天に恵まれたクルーズです。利尻富士にこそ多少雲がかかっていますが、あたりは冴え渡るような夏の青が広がりました!

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かもめの本日参加するツアーはにっぽん丸のオプショナルツアーの中でも最も健脚度の高い「アクティブ」にランクしている「専門ガイド同行 利尻・礼文二島ハイキング」です!早速バスからフェリーに乗り換えてお隣の礼文島に向かいます。

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遠ざかる利尻島、にっぽん丸よりも小さなフェリーなのでデッキから海面が近くに感じます。潮風に乗って水飛沫が時折飛んでくるのも良い思い出です。

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礼文島では景勝「桃岩」へのトレッキングです。約3kmの路を90分ほどかけてじっくり登っていきます。ただでさえ綺麗な北海道の空気も、礼文島の山の上までくると余計に澄んでいるように感じます。

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花の島、礼文。と言われるようにこの島は高山植物の宝庫です。この3kmだけでも何種類の花々を見たことでしょう、道ばたに、木陰に、石の上に蝉がいたり、固有植物の蜜をすう蜂がいたりと数々の自然と触れ合った時間でした。

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山頂の展望台からは桃岩は眼前に広がります。とーーくのほうにはネコの形をしたネコ岩も小さく見えます。わかりますか!?桃岩のちょっと左側の海の上です。言われてみると猫の形をしているような・・・。

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午前中いっぱいは礼文島の花々を満喫して昼過ぎからは利尻島へ戻って、豊富なわき水のある「甘露泉水」へと向かいました。利尻島の専門ガイドが道中の歴史や自然現象をご説明してくれます。

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日本の名水百選に讃えられる甘露泉水。その字のごとく口にすると甘みが広がりました。夏でも冷たいのは湧水の証。トレッキングのあとの体がスーっと満たされていくのを感じます。

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一行は本船に戻ると束の間の休憩時間。まもなく出港を向かえて外洋が見える頃・・・水平線に沈む夕陽が美しくあたり一面を色づけていきます。見たこと無いような、(およそ海の上くらいでしかいられないような、)水彩画のようなグラデーションを海面と空が描き出しました。見たかった景色・・・深く息をするように意識しながら、目に焼き付けるようにただ見続けました。