瀬戸芸3日目:にっぽん丸で楽しむ瀬戸内の芸術
2016.10.14
こんにちは、かもめ課長です。
にっぽん丸は最終目的地の広島に入港し、無事に「瀬戸内国際芸術祭クルーズ2016」が終了しました。たった3日間でしたが、今回のクルーズはそれ以上に、イメージとしては5日間くらい乗船していたように感じました。
5日に感じた3日でしたが、それは5日分くらいの、きっともっと長い時間かけて見るもの、感じるもの、得るものが凝縮されていたからだと思います。
飛行機でも朝発か夜発かで迷った経験は多くの方がお持ちだと思いますが、それは船旅でも一緒でした。朝でたほうがやっぱり1日得した気になるかもしれません。
旅の目的地「瀬戸内の芸術」は、今航海を通じて常に傍にありました。船内で学び、島で見る。また船内で食し、島で感じる。デッキから見えるほど近くに、瀬戸芸トリエンナーレの芸術作品があったのは驚きでした。
思えば直島の地中美術館がモネの庭を模したエントランスを設けていたように、芸術に向かうとき、そのアプローチは大事なことかもしれません。アートは人生を豊かにするもの、もちろん満員電車や夜行バスで見ても作品そのものは変わりませんが、きっとそこから見て受け取るものは変わってくる気がします。
この瀬戸内国際芸術祭クルーズ2016は皆様にとって良き旅でありましたでしょうか。芸術を感じる旅のお手伝いをすることが出来てきっとにっぽん丸も喜んでいます。下船前に挨拶をしたお客様から聞いた「来て良かった、本当に」という言葉を思い出しました。またそんな言葉を聞くことが出来るよう、乗組員一同たくさんの笑顔でまたのご乗船をお待ちしております!