かもめ課長のブログ

美食の船旅2日目:航海日:朝日とお茶席

国内クルーズ(3泊~5泊)

2016.06.11

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こんにちは、かもめ課長です。

本日は終日航海日です。神戸から次の寄港地、蔚山(ウルサン)へと向かっています。朝おきると山あいからちょうど陽が昇るところでした。・・・山あいから??神戸からまっすぐ蔚山に向かうと陸地は関門海峡まで見えないはず・・・

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航路図をみると広島の沖合、瀬戸内海をぬけているところでした。少し遠回りにはなりますがキャプテンがせっかくの航海日なので穏やかで風光明媚な瀬戸内海を航行してくれているようです。これは朝から最高のサプライズ!不思議なほど豊かな水色を楽しみます。

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朝食を食べてから一息、7階の茶室吉野でお茶席が開かれているそうで行ってきました。にっぽん丸船内唯一の畳に正座をすると、自然と体が深呼吸をしています。大きく息を吸うと胸があがるのが自分でもわかります。お茶席の亭主は裏千家の佐藤宗広さんです。

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このお茶席は限定50名。というのもお菓子が50個限定での仕入れなのです。京都亀屋良長で作ってもらったお菓子”水辺の蛍”はとっても上品なお味、抹茶は京都小山園の”松柏”、器は九谷焼の”あやめ”と本格的なものばかり。それに丸窓の外を眺めれば瀬戸内海の島なみが見えるのも最高のシチュエーション、とても穏やかな午前の時間を過ごすことができました。