油津寄港で飫肥までお出かけ
2016.03.18
こんにちは、かもめ課長です。
かもめは「春の瀬戸内海・日南クルーズ」の寄港地「油津港」でお迎えにきています。午前中に着岸したのでそのまま油津の町をぐるっと一周してきました。歴史的な町並みに感動していたかもめですが、ここから20分くらいで飫肥(おび)という城下町があると教えてもらったので、行ってみることにしました。
飫肥城のたもとに到着するとさっそくにっぽん丸ののぼりを発見!裏にあるおび天さんの絶品魚の白身揚げ(おび天)も頂きました。少し歩くと飫肥城跡の入り口、大手門が見えてきました。その前でお出迎えをしてくれたのは柴犬の姫ちゃん。お姫様の衣装でお目見えです。
飫肥城跡は本殿こそ見当たりませんが、100年前の建物や歴史資料館、それに何より当時を偲ばせる城壁を抜けて城内をめぐるのは感慨深いです。また所々に立つ飫肥杉や苔も季節柄かとても美しく佇んでいました。そういえば、ちょうど桜の季節かと思ったのですが、なんと早くも散っていました。聞けば大手門までの道は桜で華やかに彩られていたのだそう、次は桜の季節に来たいものです。
飫肥の城下町を散策してきたかもめです。午前と午後で違う町をめぐってもまだ少し時間があったので油津の町を見下ろすお寺さんにもう一度参拝してきました。日暮れを待って午後18時、本船は神戸港へと向けて出航です。かもめは帰りも乗船せずに皆様をお見送り。明日の瀬戸内海航海をどうぞ楽しんでくださいね〜!山あいをぬって射した夕陽に、にっぽん丸の船体が薄い茜色に染まっていました。