水面に映るキラキラもやっぱりにっぽん丸
2014.10.21
こんにちは、かもめ課長です。
美しさは細部に宿る、なんて職人さんがよく言いますが、にっぽん丸もずっと見ていると通ならではの所が美しいなぁなんて思ったりします。船首の先にある旗が寄港する国によって変わったり、ファンネルの角度がやや斜めだったり・・ややマニアックな視点です!
かもめのストックを整理していて、またにっぽん丸の意外な魅力を発見しました。普段のクルーズだと朝に寄港して、日中は下船して楽しんで、夕方出港して夜は移動、というのがいつもの流れですが、ときどき港にそのまま停泊しています。そうすると夕暮れくらいから海面ににっぽん丸の明かりが落ちて色づき始めます。
あたりや水面が暗くなってから、イルミネーションが点滅して、窓から明かりが漏れて、それがキラキラと水面に映るのは何とも華やか。夜のタキシードやドレスを連想させてくれます。
その時の水面によってまだ薄暗く青い空の色と混ざって鮮やかな色を映すことも。
あるいは夕暮れの紫色と混ざり合ってトワイライトな彩りを映すことも。
はたまた周りのイルミネーションや看板の色と混ざった色を映すことも。
かもめのお気に入りは南アフリカでの一枚。あたり一面に霧が立ち上ってブルーグレーにキラキラが映っていたのはとても幻想的でした。港によって景色が変わる醍醐味はもちろんですが、その水や波の具合、港の空気で変わる光の色も細部に宿った魅力でした。