秋の屋久島・熊野と瀬戸内海とかもめ「2日目」
2013.11.01
こんにちは、かもめ課長です。
朝陽に照らされた島並みを抜けていくと、また美しい山並みに囲まれた世界遺産熊野古道への海の玄関口、新宮港が見えて参りました。無事着岸した後にはお待ちかね、歓迎のセレモニーに皆様お集まりいただきました。にっぽん丸からも番留船長がご挨拶をさせて頂き花束贈呈、いつもの風景ですがそれぞれの港々の想いがこもったものだと思うととても温かく迎えられてる嬉しさをいつも感じます。
「新宮」と書かれた衣装が人気で皆さん列が出来るほどに記念写真に並びました。笑顔とともに一枚、「去年も来たけどこれもひとつの楽しみだったんだ」と言う方も。素朴な笑顔にはとても癒されるのも分かる気がします。記念撮影が終わればツアーバスへ、ぐーっと並ぶバスの列、やはり世界遺産を回るルートが人気のご様子。中にはギャングウェイから目の前がバスの入り口といったとても便利なツアーもありました!
かもめは熊野古道や那智大社は何度か訪れているので本日は船にステイ。どこも行かないのももったいないので、目の前に見えてる浮島に渡ることにしました。歩いて行くこと15分、大きな鳥居が見えてきました。満ち潮の時は海の中を思わせる出で立ち、その向かいに続くのは参道と鳥居の並び、地元に方々に愛されてるのだろうと花や小瓶がそっと置いてありました。
砂浜に潜むカニ、岩場の灘に落ちる太陽。ちょっとした散歩でもこんなにリラックスできるのは熊野という自然ならではの美しさだからでしょう。普段に増して穏やかなかもめです。・・・と、目の前にいきなり広がった波の形のような岩の列がありました。まるでにっぽん丸までと誘うような道が出来ていました。少し手前に見える鳥居と相まって熊野寄港が巡礼の旅路を思わせてくれました。