散歩で発見。
2009.12.09
かもめ課長です。
クルーズの旅はゆったりのんびり。スピードが遅いがゆえに、旅時間の中でいろんな発見を残してくれます。
人間が動体視力以上のスピードで移動すれば、当然見えないものが増えてきます。いろんな発見をするには、まずゆっくり移動すること。ですから、もっとも思いがけない発見ができるのは、散歩でしょう。いつも車や電車で移動しているところをぶらぶら歩いてみると、お、こんなところに花が咲いていたんだ、とか、へぇ、この家ってこんな大きな犬飼ってたんだとか、あ、こんなところにお地蔵さんが・・・。また嗅覚もフルに活用すれば、知らなかった焼き鳥屋を発見したり、近所の家のおかずを発見することもあるかもしれません。他愛もないことばかりかもしれませんが、結構楽しいです。最近、こうした「散歩番組」も人気のようです。
クルーズも、せいぜい時速30km~40kmでぶらぶらする散歩のようなものです。美しい風景と出会い、厳しい自然と出会い、温かい人々に出会い、新しい自分に出会う。風やにおいも感じながら、五感をフルに生かして、新しい発見をしませんか。
ということで、今日はにっぽん丸がこれまでに出会った野生動物の写真をご覧にいれます。ゆっくり移動するからこそ、自然とともに移動するからこそ出会える彼らの写真を見ると、やっぱり地球環境を守らなくちゃ、と思いませんか。今日はレジ袋をもらってしまって、反省。
(↑)アラスカの流氷の上のアザラシの親子。驚かさないように、そーっと進みます。
(↑)船のこんなにそばでも逃げません。迂闊に海に飛び込むと、シャチがいるんです。
(↑)視線を感じてふと見ると、ラッコの群れが皆こちらを見ながら背泳ぎしていました。白い顔がユーモラスですね。
(↑)三陸沖ではありません。サンフランシスコです。
(↑)三陸沖ではありません。サンフランシスコです(その2)。
(↑)かもめでした。