かもめ課長のブログ

モーリシャスクルーズ25日目:モーリシャスの充実滞在、美しい日々にありがとうを

海外クルーズ

2023.01.10


こんにちは、かもめ課長です。

今朝は早く目が覚めて、少し身体が軽いかもめです。朝食をついばみ、パタパタと羽根を動かして空の旅へひとっ飛び。


大空から眺めたモーリシャスは、島全体を環礁がぐるりと囲んでいます。詩人のボードレールは、モーリシャスを「レースに縁どられた島」と表現したそうです。


パタパタと上空から見ていると、海の中が滝のように流れていたり、二色に分かれる湖のようになっていたり、緑もキラキラしていたり・・・美しいひとときを過ごして、朝の空中散歩を終えてきました。


今回モーリシャスには、充実の3泊4日の滞在でした。出会った極楽鳥花の数々・・・美術館で見かけた言葉が思い出されます。「神様はモーリシャスを最初につくり、それをまねて天国をつくった」。


最終日にかもめはNGOの団体を訪ねるツアーに参加してきました。現地で活動している障害者施設や託児所、小学校などです。子供達をみると、どの国でも、未来を感じて応援したくなるもの。にっぽん丸からのささやかな贈り物を手にして、子供達も喜んでいる様子でした。


こうして楽しかったモーリシャスの4日間が過ぎ、ついさきほど入港したかのように思う岸壁を、またゆっくりと離れていきます。


離岸から間もなく、空には大きな雲が立ちこめて、瞬く間にスコールとなりました。ここは南国。日に1、2回スコールがあります。それでも複雑な色に染まった雲が美しく、日没まで見ていたかもめです。


さてさて、本日の夕食は和食です。まさかモーリシャスでお鍋をぐつぐつすることになるとは。これも日本船ならではのおもてなしですね♪モーリシャンもびっくり。


そして21時少し前、船尾のデッキに出てみました。もう雨は止んで、しっとりした空気にあたりは包まれています。そろそろかなぁ。あ!あがってきました。山の向こうから満月です。月の光が一筋の白道を描いて、にっぽん丸まで届きました。向かう先は月?いえいえ、次の港は月のような景色が広がるとも言われるマダガスカルです!