かもめ課長のブログ

【にっぽん丸の大改装3】改装現場に直撃

その他クルーズ関連

2020.03.07


こんにちは、かもめ課長です。

本日は!!!修繕のための工場にやってきました。通称ドライドックです。水が抜かれてにっぽん丸の全貌が明らかになりました!普段は水面の上に出ている部分しか見ることないため、水色の船体部分はちょっと見慣れない感じも・・・なんだか水色の棒に乗っているようにも見えます。


工場視察ということで同行しているかもめです。わずか2人(と1羽)のチームですが、待合室のご用意までいただきました。それでは安全装備をつけて、いざ船内へ!


後ろから船体を眺めてみると・・・おぉ!と思わず一同声をあげてしまいました。一同がみて驚いたものとは一体なんでしょうか。この場所でしか見ることの出来ないものです。


文字通り日の目を見ることのないもの、「スクリュー」がありました!左右両側につく2つのスクリューで大きな海を渡っていたのですね〜!


船内も見慣れたはずの場所が一変しています。こちらは、ほとんどの全部のインテリアが片付けられたリドテラス。こんなに広かったんだ〜!とまたまた感動です。


今回の大改装では約10年ぶりに新しい客室が誕生するのはご存じでしょうか。新設される部屋タイプはいくつかあるのですが、その中でも最も注目されているお部屋と言えばこちらです。・・・と言っても工事現場のようで今は全く分かりません。


こちらは「Ocean View Suite(オーシャンビュースイート)」と呼ばれるお部屋で、船首に広がる海を独占できる贅沢な作り(になる予定)です。海に向かったベッドや、和風でありながらモダンな内装、まさに新時代の客船にふさわしい客室ではないでしょうか〜!


っと、今はそんなオーシャンビュースイートですが、なんと修繕中とはいえとんでもないものが無いことに気づいてしまいました!そう、船首側の窓が外されています。これは貴重なワンシーン。外して大掃除したらどれくらい綺麗になるかが楽しみです!が、今はちょっとだけ怖い・・・。


さらに外されてメンテナンスしているものも幾つもありました。例えば海上での横揺れを防止するためのフィンスタビライザー!それに2階エントランスの天井パネル!1箇所でも大変そうなのにそれを全フロアーで行っているとは恐るべし!です。


船内見学も後半に差し掛かり2階のフロントのあたりを訪ねると・・・、にっぽん丸の現役甲板部の皆さんがいました〜!多くのクルーが修繕のドック休暇に入る中で、彼らはペンキ塗りをしたり活躍してくれています。フィリピンクルーの意外な一面に出会い嬉しい限りです。皆さん頑張ってくださいね〜!
※本記事は修繕工場の会社様の許可を得て撮影・掲載をしております。