八丈小笠原1日目:大洗の祭り囃子と出港、いざ八丈へ!
2018.03.05
こんにちは、かもめ課長です。
大洗の港にやってきたかもめです。岸壁への入口になにやら石像があるのに気付きました。何度も来ているのに今まであまり見ることが無かったです。「水戸から3里東へ、大洗」ふむふむ。1里がだいたい4キロくらいだから12キロということですね。
乗船受付を前にした岸壁では祭り囃子が聞こえてきました。・・・あれれ!これってもしかして先程の石像の踊り?!かどうかは分かりませんが、大洗の民謡保存会の方々がご披露してくれています。ひょっとこやおかめ、それに獅子舞の演舞に皆さん大喜び。特に小さいお子様にはとっても楽しんでいただいた雰囲気でした〜!
間もなく始まったのは大洗出港セレモニーです。にっぽん丸からはキャプテンの二宮さんがスピーチ。「出港はとても印象的でドラマがあります、皆さん楽しんでください」と、気の利いた一言にかもめはちょっと感動です。「小笠原楽しみですね!」なんて本音を言ったら、せっかくお見送りに来ている人の中にはがっかりされる方もいらっしゃるかもしれません。思い遣りのある一言に嬉しくなりました〜!
続々とつづく催しに岸壁はちょっとしたお祭りのようです。本日はひな祭りだからお子さんたちもお祭りに来た気分かな?お次は大洗名物アンコウの吊るし切り、というちょっと言葉に詰まってしまうイベントです。「皮をはぐのが快感ですね」という漁師さんの言葉はきっと観客とは違った視点なのだと思います・・・。はい・・・。ですがそのあとに振る舞われたアンコウ鍋は絶品、これには皆さんも大喜びのご様子ですぐに売り切れてしまいました!
あー!あらいっぺ!と歓声をあげたのは大洗にある「かもめ保育園」の子供たち。子供達は今回航海の無事を願ったお守りをセレモニーでキャプテンに渡すなど大活躍でした。そんな彼らのアイドルあらいっぺこそこの大洗町のゆるキャラです。
そして最後のフィナーレイベントとも言えるのが大洗港恒例のマーチングバンド演奏です。と言っても実は全国大会優勝の経歴をもつ大洗高校ブルーホークス!が来てくれています。実は凄いことなのですよ〜!
船上ではマーチングバンドのぴしっと揃った隊列が細かい所まで見られます。広がっては線に戻ったり、円形に回ったり、演奏もさることながら一定の模様が描かれる様がなんとも美しかったです。大洗の岸壁から少しずつ離れていくにっぽん丸、紙テープが1本、また1本と切れていきます。これが二宮キャプテンが言っていた出港のドラマの数々かも・・・。早くも感動のワンシーンを前に満足してしまうかもめです。とはいえクルーズは始まったばかり、まだ乗船1時間です!さぁ、これからの6日間、どんな大きなドラマが待っているでしょうか〜!