世界遺産巡り4日目:上五島寄港
2017.10.08
こんにちは、かもめ課長です。
にっぽん丸は予定通り上五島の青方港に入港着岸いたしました。入港まで抜けてきた瀬戸からは島々に点在する教会群が見て取れました。デッキから眺めるキリシタンの教会はこれから訪れる寄港地の気分を盛り上げるには充分です!
入港歓迎にかけつけてくれたのは地元のダンスチーム。とっても大勢の子供たちが岸壁いっぱいに広がりながら見せてくれるダンスは圧巻です。
かもめはこの日は写真を撮るためのフォトツアーに参加してきました。半日観光ながらまわるところは盛りだくさん。初めに訪ねたのは世界遺産の筆頭にもあげられる頭が島天主堂です。
その後に晴天の蛤浜では見事な引き潮で干潟を歩きながら砂のつくる造形美を撮影、自然のオブジェは雄大です!
ゆっくりとバスを走らせること30分程度、青砂ヶ浦天主堂にやってきました。とっても低い位置からカメラを構えて見上げる構図、あるいは十字架の影だけで印象的に仕上げたり、はたまたガードミラーに映った世界を撮影したりしました!
最後の観光地は矢堅目の岩です。最近トトロに似ていると話題になっている岩で、とっても綺麗な空の色に浮かび上がるように存在感をたたえていました。海に続いているような階段もとっても素敵な一枚です。
フォトツアーを満喫して岸壁に戻ってきたらあっという間に出港時間。岸壁に臨時屋台を出してくれていた方々が大勢総出でお見送りをしてくれました。地方港の情緒あふれる出港シーンは感動そのものです。
船内に戻るとまもなく始まったのは明日に航行する瀬戸内海の説明の講座です。ふむふむ、何でも瀬戸内海は日本屈指の穏やかさを誇る東洋のエーゲ海と称されているとか・・・知らないで行っても満喫できそうですが、知っていくと尚更に素晴らしいこと間違いなしですね!
勉強をした後に〜、ラウンジにいくと何やらアルコールの香りが部屋を香り付けていました。そう!本日は特別企画で「焼酎・梅酒の振る舞い」があるのです!
それぞれの寄港地から一升瓶を取り寄せています。屋久島から三岳、上五島からは五島灘、そして大洗からは月の井という梅酒が用意されています。日立ポートサービスのスタッフ達が今晩限りのサービングを担当、あれれ、あっという間にテーブルには空いたグラスがずらっと並びました〜!
ほろ酔い気分でデッキにでると、デッキ一面はなんとも美しい夕陽に照らされていました。静かに色づく8階はまるで映画のワンシーンのようです。
夕暮れのあとは落語の独演会を聞いてきました。食後のお話はほろ酔いで聞くのにとっても心地よい時間。ひとしきり笑った後はゆっくりと寝られそうです。明日の瀬戸内海に備えてかもめは眠ることにします。おやすみなさーい。