大洗発着小笠原5日目:大洗入港
2017.06.26
こんにちは、かもめ課長です。
小笠原から二夜明けて眼下には既に大洗の港が見えて来ました。入港予定の時間は10時と少しゆっくりです。多くの方が前日に荷造りを終えて、本日は最後の残すわずかな航海を名残惜しそうに、皆様デッキでゆっくりする姿をお見かけしました。
今回の大洗発着小笠原クルーズは皆様にとってどんなクルーズでしたでしょう。移動距離だけでも2200キロ、航海図で見てみるとどれほどの距離かがよく分かります。もし西にいけば九州までを回ってこられる距離を航海していたのです。
甲板では多くの方に見守られてデッキクルーが係留ロープを岸壁に渡します。これが繋がるととうとう着岸、1カ所ずつ丁寧に本船が結ばれていきます。
下船のアナウンスとともに一組、また一組とおりてゆくお客様。船は少しずつ軽くなっていきます。自分の滞在している階数のアナウンスがかかるぎりぎりまで景色を眺める方々、見慣れた大洗の町並みも船から見ると違ってみえているかもしれません。
にっぽん丸は大洗でしばしの休息をとって夕方16時30分に予定通り出航しました。次のクルーズに向けて向かうは宮古港です。
隣には大洗フェリーターミナルと定期船のさんふらわあが並んでいます。お客様の中には大洗でショッピングをしてから帰ると言っていた方も・・・もしかしたらこの出港をどこかで手を振っているのかなぁ。
町並みを通り過ぎて北上していくにっぽん丸が少しずつ小さくなっていきます。大洗発着小笠原クルーズも終わってしまいました。今回は初乗船の方がとても多かったそうです。きっと初めて乗られてこれほど素晴らしい航海に恵まれたらきっとまた乗りたくなってしまいますね!っと期待をしながら・・・この度はご乗船をありがとうございました!乗組員一同、また皆様のにっぽん丸へのお帰りをお待ちしています!