ぐるりロシア6日目:佐渡
2017.06.05
こんにちは、かもめ課長です。
輪島を出港してから夜に少し雨が降りました。聞いたら佐渡は嵐のような天気で冬の気温に戻ったそうな・・・明日は大丈夫かなぁ。と不安に眠ったかもめを見事に裏切ってくれた快晴の朝です!さどー!
宝の島〜サドガシマ〜♪通船を迎える岸壁では佐渡の方々がたっくさん踊って待っていてくれました。こんなに歓迎される港はそう多く有りません。嬉しいなぁとさっそく佐渡が気に入ってしまうかもめです。
ん?かもめ?友達になれるかも・・と思ったら顔が赤い!?そう!佐渡と言えばトキ。この顔の赤い子はかもめではなく佐渡のトキ、その名もサドッキーです!(その後かもめは親近感がわいてキーホルダーを買いました)
まずバス5台で向かった先は椎崎神社です。入港した両津港の町では伝統の薪能を鑑賞する予定。実はこちらにっぽん丸歓迎イベント!なのです!普段は来てもやっている訳ではありません。すごーくスペシャルなのですっ!(パタパタ!)
かもめは能を年に一度はほぼ必ず見ています。仕事でですが人間国宝の方を見ているのでとっても目が肥えているかも?そんなかもめのハードルを一気に越えてきたのはこの心地よい風が通る能舞台です。
森の中で見る能はまさに能の良さが伝わる場所だと思いました。神社という神聖な場所、しかも鳥居をくぐって見るというのは何とも風情があります。能の舞台の上には演者の方々の一挙手一投足に厳かな空気感がありました。
ひとしきり能を満喫したらパッと目の前にはにっぽん丸の姿が、良い風が吹いていたのは少し高台だったからかもしれません。
その後昼食会場に移動すると少しだけですが伝統芸能を地元の方々がご披露くださいました。神楽のような芸能から大衆芸能へ、かもめはこちらのほうが合っているかも!?また一興です。
歩いていたらJRのポスターを発見しました。これは先程にっぽん丸スペシャルイベントでみた薪能の舞台です。なんと!「大人になったらしたいこと」。そんなキャッチコピーで飾られています。
イヨォー。トン。ヒュルル。今日は大人の階段をまた上ってしまったかもめです。
そこからバスを走らせること小一時間、佐渡の南側までやってきました。実は佐渡は日本で2番目に大きい島、車なくしては移動も大変なのです。
走ってきた目的はたらい舟。一本のオールでどんぶらこどんぶらこ、普段は貝を取ったり海藻を採るために使われるこの舟ですが、立派な観光地でもあります。ゆーったりとまわりそうに進む体験は何とも言えないスリルと楽しさが詰まっていました。
最後に最終通船の時間に岸壁まで戻ってくるとテンダーボートに飛び乗ったかもめです。何とか間に合った〜!と後ろを振り返ると岸壁では大勢の佐渡の方々が手を振ってくれていました。綺麗な場所は綺麗な経験を、素敵な人達は素敵な思い出をくれます。見上げた空はまだ明るい太陽がキラキラしていました〜!佐渡の皆様、ありがとうございました〜!