美食の船旅2日目:航海日:特製ディナー
2016.06.12
こんにちは、かもめ課長です。
本日は祇園ささ木一門スペシャルディナーがふるまわれます。おそらくこの夕食をいただくために乗船を決めた人も少なくないと思います。今回はこのスペシャルなディナーが出来るまでの舞台裏を少しお見せします。
早朝から佐々木さん、一門の方々、ギャレーチーム、ダイニングチームが夕食にむけての最終調整を行っていました。打ち合わせ場所も厨房からダイニングへと行ったりきたりです。
料理はもちろん、盛りつけ方、器、配膳タイミングに至るまで最高のディナータイムをご提供できるように総力戦です。
300数十人分を同時に、しかも出来たてを美しく出すために厨房の中は大忙し、それでも冷静かつ丁寧に、ひとつひとつ盛りつけがなされていく様は、日頃の経験の積み重ねが成せる業だと思いました。
最高の料理がでてくることを受けて配膳を任されるダイニングサービスも最終調整に入ります。山場のひとつはメインディッシュでもある魚料理です。甘鯛に出来たての餡をその場でかけるというもの、鍋の保温、かける安全性、それぞれの方々の召し上がる速度の違い、色々なことが考慮されてプランがなされていきます。
いざディナーが始まれば、それまでの緊張感は全て笑顔に変わります。先程までの打ち合わせ通りに全員一丸で出来たてをご提供、話題にあがった甘鯛の餡も難なく皆様のテーブルで湯気をたてていました。
ささ木一門とにっぽん丸の食の共演、特別なディナーが完成しました。完成した献立をお見せします。間違っても食事前には見ないようにしてくださいね!
先向:伊佐木・鮪・生クラゲ
中皿:鮎寿司
一門皿:甘鯛(ぐじ)揚げてXO醤風あん
冷し野菜:出汁の煮凍りで包んで
進肴:酢豚
鉢物替り:鱧
お食事:じゃこ御飯・赤だし・香物
デザートふたいろ:杏仁豆腐・抹茶シャーベット