ぐるりナホトカ5日目:呼子出港
2016.05.13
こんにちは、かもめ課長です。
呼子は午後になっても空気が澄んでいたように感じます。太陽が真上にきて暑いことは暑いのですが、それでも爽やかな透き通った朝のような空気が残っている気がしました。遠くまで澄み渡る海に浮かぶにっぽん丸をバックに多くのサーファーが波に乗っています。
ツアーを終えたかもめは無事に帰船。午後19時前、だんだんと夕暮れを迎え、少し凪いだ海にも光が反射しはじめしっとりとした時間が流れ始めました。
白を基調にした船内は、夕陽に照らされてほんのりと色づき始めました。朝の澄んだ空気を保ったまま向かえる夕暮れ、とても透明感のある時間でした。
「船に乗ったら何が楽しみ?」と聞かれたとき、「水平線に落ちる太陽」という答えをよく聞きます。誰もその答えに「なんで?」とは聞き返しません。
それは見れば誰しもが。乗って良かった、あるいは大袈裟に聞こえるかもしれませんが、生きていて良かったと思えるほどに魅力を持っています。
水平線までぽっかりと落ちていく太陽は正直それほど多くは見られません。水平線に少し靄がかかっていれば手前で消えてしまいます。はたまた雲が重なったり、海が荒れ始めることもしばしば。
ですので、これほどの美しい夕陽を見ることができた本日の皆様は幸運そのもの!呼子のあとに見た夕陽、きっといつまで経っても忘れられない今航海の思い出の1ページになること間違いなしです!(パタパタ)