高知発着上五島3日目:帰港30分前、クルーズもあと少し
2015.06.15
こんにちは、かもめ課長です。
高知港が視界の遠くに見えて来ました。上五島をまわったクルーズも残りあと僅か、どのクルーズに乗船してもこの時間に必ずあるアナウンスが入ります。今回のアナウンスは管キャプテンから、いつもその時に操舵を担うキャプテンがご挨拶。管キャプテンの優しい声とそのクルーズを総括する言葉を楽しみにしている方も少なくないと思います。
「目の前に見えた高知港には太平洋とは思えないほど穏やかな海が広がり、続く山々は霧が立ちこめて水墨画のような景色になっています。皆様、この度のご乗船まことにありがとうございました。今回のクルーズはいかがだったでしょうか。ご満足いただければ乗組員一同これほど嬉しいことはございません。・・・」
最後の時間はそれぞれのお気に入りの場所で過ごす方が多いようです。リドテラスは家族で賑わい、ホライズンラウンジはご夫婦が、あるいはラウンジにはお一人乗船の方が多く集まっていた気がしました。場所が持っている雰囲気は自然と近い方々を集めては会話を生んでいました。
「もっと早くお話すればよかったですね」そんなご挨拶を交わすお客様同士。ですが考えてみれば出発したのはまだ一昨日、あっという間の3日間でした。洋上の一期一会、ぜひまたにっぽん丸で皆様とお会いできることを楽しみにしています。