東南アジア(9日目-10日目)ホーチミン
2015.01.22
こんにちは、かもめ課長です。
ホーチミンに無事に入港しました。アオザイを着た現地の方々がお出迎え、ようこそという思いを込めてくれた色とりどりの風船が雑多な市街をバックに高らかに飛んでいきます。
今回の東南アジアクルーズでの停泊は2回。ここホーチミンとコタキナバル(マレーシア)の予定です。20日間のクルーズにしては停泊回数が多くて嬉しいという声もちらほら。ホーチミンがシティでコタキナバルがリゾート、とてもバランスの良い停泊地です。ということは・・・夜遊びするなら本日しかない!?・・・こっそり下船、ホーチミンの夜の街に消えるかもめです。
・・・おはようございます!今日も元気に朝を迎えています。動いていない船で起きる初めての朝、ゆりかごのような眠りとはどちらがお好きでしょう。こればかりは好みかもしれません。サイゴン港は目の前に続くウォーターフロントも開発が進んでいます。港の隣にはホーチミン博物館、少し内陸には市場も点在しています。大阪港と姉妹港だけあって港の周辺にも日本の企業が見受けられました。
昨日港を一望してみたのですが、サイゴン港は独特な魅力がありました。考えてみればここは海に続く大型河川、日本ではあまり川まで大型客船が入ることはありません。だいたいが入っても湾ということが多い気がします。
川まで入るというと、かもめが行った中では仏ガロンヌ川のボルドー港や独エルベ川のハンブルク港など思い出してもいくつかしか思い浮かばないのです。それにスエズやキールなどの「運河」とも違います、あるいはボスフォラスやジブラルタルのような「海峡」とも違っていました。サイゴン川の川幅は300メートル、この陸の営みを音や肌で感じる絶妙な水の距離感が素晴らしいのでしょうか。
賑やかな一夜を経てにっぽん丸は次の寄港地、コタキナバルを目指して出港いたしました。これからサイゴン川クルーズ、楽しんで行ってきます!