秋の屋久島・熊野と瀬戸内海とかもめ「5日目」
2013.11.05
こんにちは、かもめ課長です。
今回のクルーズは「秋の屋久島・熊野と瀬戸内海クルーズ」です。秋、と聞いて薄いダウンを着てきたかもめですが、なんと当日は晴天の空と照りつける太陽で体感温度は26度!(くらいだったのではないかとかもめは感じました)例年では18度くらいだそうで、まさに季節外れの夏日だったのを覚えています。デッキから見えたサンビーチでは数十名のサーファーが波に乗っていた光景が一際印象的でした。
それから新宮港、屋久島宮浦港、瀬戸内海航行、そして本日の太平洋航行をへて、にっぽん丸はまもなく大洗港に帰港します。新宮の熊野古道も屋久島の原生林も世界遺産という贅沢な内容に、連日は疲れを忘れて楽しんだ方も多いと思います。瀬戸内海では船の上で過ごす贅沢というクルーズ本来の醍醐味を味わえた声も沢山聞こえました。充実していたのにリラックスして帰ってくるという、とてもとてもバランスの良いクルーズでした。
と思っていたのも束の間、最後の一大イベント、ビンゴゲームが待っていました。満席になったドルフィンホールに駆けつけてみると、まもなくして初めのビンゴの方が・・・「ナイスビンゴー!」盛大な拍手喝采とともに豪華賞品の前に並んで手を合わせるお客様。このホールだけまた出発日の夏の暑さが戻ってきたようにヒートアップ。次々とビンゴカードに穴が空き、続々とあがる右手、そして「ビンゴ」の大声。こうやって何も考えずにゲームに熱中するというのも思えば珍しい経験、船全体を熱狂に巻き込んだひとときでした・・・。
本当にあっという間でした、クルーズ最終日には他の言葉を考えるのですが、やはりいつもこのあっという間、という表現ほどしっくり来るくるものが見あたりません。よくよく考えればたった五日間の出来事、それでも出会った方々やご一緒した人達同士が口々に「お世話になりました、ありがとうございました、また船上でお会いしましょう」と手を組み挨拶を交わしているの見かけると何だかとても嬉しい気持ちになります。
かもめは最終日に必ずいつもリドテラスで海をみて過ごします。(怠けていてパッキングに追われてる時は別ですが・・・)。地上約7階の高さから眺める海と空はいつも雄大です。今日このリドテラスから見る大洗港近海もいつもと同じように雄大です。帰港2時間を前にして太陽がさしてきました。いやー、本当にクルーズって素晴らしい!にっぽん丸はいつでも皆様のご乗船を心よりお待ち申し上げております!