ロマンの追求。
2010.12.09
かもめ課長です。
金星に向かって5億キロの旅を続けていた惑星探査機「あかつき」が金星の軌道にうまく乗れず、期待の成果が得られなかったとのニュースを見ました。何度夜空を見上げて星に目を凝らしても、まったく何の星座にも見えず(たとえば下の写真をご参照)、ロマンもへったくれもないかもめですが、このニュースは何だか昨日から気になって仕方ありませんでした。
(↓)これのどこが「へびつかい」なのだ?
(↓)んー・・・、やはりかもめにはわかりません。スゴイ想像力だ。
そんなかもめをして「あかつき」が、キニナル理由。
◆理由1:金星は「地球温暖化のなれの果て」と言われているから
◆理由2:テレビで見た「あかつき」の話を聞く小学生の目がキラキラ、ワクワク輝いていたから
◆理由3:タコみたいな火星人と違い、金星人はなぜか美人が多かったから
金星の想像図を見ると、まさに地獄絵図ですね。地球も放っておくと温暖化であんな風になってしまうといわれ、と少しは反省しないといけません。でも、ひょっとして、「地表温度500度、風速秒速100メートル、大気は二酸化炭素と硫酸の雲」の環境だと美人になるのかもしれません。火星みたいな環境になって、タコになるよりましかもです。
しかし、金星までの探査機を出して250億円なのだそうです。最近、カード決済で通販でコモノを買いまくり、金銭感覚が麻痺しているせいか、なぁんだ、こんな金額でこんなスゴイことができるのかって、ヘンに感心しました。だって、あの「クイーンメリー2」の建造費は8億ドル、22万トンの「オアシス・オブ・ザ・シーズ」に至っては13億ドルですよ!建造費が。クルーズも宇宙探検も、どっちもある意味ではロマンの追求ですけど、インパクト勝負なら、断然「あかつき」に軍配ですね。
でも、身近なのは、もちろんクルーズ(特に、にっぽん丸)。金星に行けるようになるのはいつのことやらわかりませんが、にっぽん丸なら今週末からでも乗れるかもしれません(満席クルーズだったらスミマセン)。
いいですねぇ。今回の軌道投入には失敗したものの、「あかつき」には6年後にやり直しのチャンスがあるんだそうです。社長、我が人生にも是非チャンスを・・・。できれば高校生くらいからやり直しを・・・。
かもめでした。