永遠に不滅です!
2010.10.29
かもめ課長です。
突然、寒くなりましたね。昨日の東京はなんでも、10月として72年ぶりの寒さだったとか。最近は夏の暑さばかりが印象に残りすぎるせいか、秋をゆっくり楽しんだ感じがしませんよね。某鉄道会社の秋キャンペーンのコピー「『暑い』『寒い』だけで私の一年が終わるなんて、ジョーダンではありません。」って、けだし名言だと思います。
そんな季節ですが、かもめは暖かなイメージのある宮崎は日南に行ってきました。宮崎でも南の方にある日南は、黒潮の恵みも豊かな街です。一方で山の恵みも豊かで、高品質の杉(飫肥杉)やみかんなども有名です。この町の油津港に、我らがにっぽん丸が初寄港するので、その受け入れとツアーの運営に行きました。
準備と打ち合わせのために寄港の前日に日南入りしました。日南は、ほんわかと暖かい空気に包まれ、でもすがすがしく、ちょっと動くと汗ばむくらいの陽気です。さすがは西武ライオンズや広島カープがキャンプを張るだけあるなーとヘンな感心をしていたのですが、翌日の寄港日は一転して冷たい強風が吹き、気温もあまり上がりませんでした。
でも、熱い日南の皆さんのおかげで、初めての寄港は大変な盛り上がりでした。
(↓)強風の中の入港とは思えない、おだやか~な景色です。
日南ではにっぽん丸初寄港ということで、通常のオプショナルツアーのほかに、無料巡回バスをご用意しました。にっぽん丸農園でのみかん狩り⇒飫肥⇒にっぽん丸と結びます。
(↓)まずは、にっぽん丸農園でのみかん狩りツアー。日南の太陽を一杯に浴びたあまーいみかんです。
(↓)「太陽の雫」というブランドみかん。糖度が11度~15度もあり、キロ700円もするものもある高級品だそうです。
(↓)食べ放題、袋に詰め放題。皆さん「楽しい」「おいしい」と。
みかん狩りのあとは巡回バスで飫肥市内へ。飫肥城や豫章館での歓迎イベントをお楽しみいただきました。
(↓)飫肥城では泰平踊の披露がありました。
(↓)豫章館正門。この中で野点が行われ、お菓子とお抹茶の振る舞いをいただきました。
(↓)豫章館のお庭をお借りして、歓迎の野点。
(↓)お客様が一服された後でスタッフもこっそりお相伴にあずかりました。お茶請けは飫肥のお菓子「おきよせんべい」。結構入手困難なのだそうです。
そしてお別れです。
(↓)地元幼稚園児のカワイイ鼓笛隊が盛大に見送ってくれます。
(↓)演奏終了と同時に紙テープが舞います。実はこのウラで紙テープを追い掛け回してはしゃぐ子供たちを、大人が追い掛け回しています(海に落ちたらオオゴトなので)。
(↓)船の向こうから輝く夕陽が差し込んできます。
(↓)子供たちもたちまちオレンジ色に染まります。
(↓)後光がまぶしいです。
ご承知の通り、宮崎は口蹄疫でとても大きな痛手を受けた地域ですが、復興に向けてみなさん、一生懸命努力をされていると聞きました。一刻も早く、フェニックスのごとく元気な宮崎に戻ることを心からお祈りしております。
宮崎は、永遠に不滅です!
かもめでした。
※にっぽん丸は2011/1/10に、「新春の瀬戸内海・宮崎クルーズ」で宮崎港に寄港する予定です。