かもめ課長のブログ

今夏にみんなで植えた月の輪田の古代米が届きました〜!

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2017.12.14

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こんにちは、かもめ課長です。

今年訪れた寄港地で魅力的だった港は?年の瀬が近づくと船内ではそんな話題がちらほら聞かれるようになります。クルーの1人が言っていたのが京丹後の港でした。今年のゴールデンウィークの最終日に初寄港した京都の北側になる港です。

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かもめも当日現地にいったのですが、京丹後はとにかく地形が今まで一度もみたことないほど特徴的で印象に残っています。海を真一文字に分ける陸地、まるで伝説にでてきそうな・・・聞くだけで行ってみたくなりますよね!視線を広げると眼下には広大なお米の畑がありました。

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このお米の畑で収穫されるのは京丹後の古代米です。にっぽん丸では寄港した時のオプショナルツアーで古代米を植える、そう!月の輪田!覚えてますか?ご希望の方には田植えも楽しんでいただいたものでした。

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月の輪田に田植えをしている姿は京丹後の伝統の風景そのもの。四季を巡ってやっとあの5月の苗が実をつけました。もちろん京丹後の方々がその後も手を掛けてくれたお陰でとっても良いお米がとれたそうです!古代米!

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京丹後市からにっぽん丸の会社、商船三井客船に電話と一通の小包が届きました。「品名:古代米」。紛れもなくあの初夏に皆さんと植えた苗から育ったお米です。お米が茶色、見た目から既に違います。

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古代米かぁ。色の違いは瑞雲黒米や紫稲、紅かんざしなど色のついた様々なお米を混ぜているからだそう。炊き方は普通のお米と一緒ですが、炊き始める前に2時間ほど水につけておいておくのがポイントだそうです。

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うん!美味しい。もっちもちです。ブレンドされたお米を普段食べないですが、もちもちしたものや固いものなどが混ざっていて食感を楽しむというのは新鮮な気がしました。合わせたのはお米の味がわかるように、久しぶりにかもめは塩御飯を食べました。おかずは秋田のいぶりがっこと小笠原の島塩。それにカトラリーは呼子寄港でいただいたイカの箸置きと月のお箸です。そんな食卓も贅沢!なによりあの夏にみた美しい京丹後の景色を思いながら頂くのは格別でした〜!ご乗船された方も、半年後にこんな形で想い出を振り替えれるのは素敵ですね。にっぽん丸の特別ツアー、ぜひまたご参加くださいね〜!