かもめ課長のブログ

小笠原クルーズ4日目:母島でのフォトツアー

国内クルーズ(3泊~5泊)

2016.04.28

01_D3_4724a

こんにちは、かもめ課長です。

本日は母島へのにっぽん丸初入港、母島としてもこうした形で客船を受け入れるのは初めてのこと、歴史的な快挙です!その入港の瞬間を漁船で記録しよう、という母島周遊クルージングフォトツアーにかもめは午前午後と参加することにしました。

02_D3_5058

母島列島の周りには海中公園と呼ばれる海底の白砂と珊瑚が織り成す神秘的なコバルトブルーの世界が広がっています。かもめ達はその中でもとりわけ美しいと言われる双子島瀬戸や小富士の入り江、蓬莱根など数々の碧を堪能してきました!

04_D3_4867

さらに午前のツアーでは漁船のまわりにイルカが遊びにきてくれました!これにはお客様も感動のご様子。透明な海水のヴェールをまとって水中を飛ぶように泳ぐさまを間近に見られるのは母島だから許される贅沢です。

05_D3_4854

小笠原で見られるイルカは2種類。体長2m近くにもなるミナミハンドウイルカと小ぶりなハシナガイルカです。本日は2種類のイルカとも跳ねて回って沢山沢山かもめ達と遊んでくれました!

05ahahajima_nipponmaru

午後もフォトツアーにでかけたかもめです。あ!カツオドリ!アオウミガメ!それに溶岩が四角く隆起した通称、豆腐岩や戦跡の壕でバカンスを楽しむ人達など風光明媚な景色を抜けていきます。まさにアドベンチャーなクルージング。シャッターチャンスも沢山です!でも午前中のようにイルカの群れには出会えません・・・。こればっかりは運ですね・・・と、そのときです。

06_D3_5499

ザパーン!距離にして100メートルもありません。突然海上に巨大な噴水があがると大きな尾びれを翻して泳ぐザトウクジラが現れました!しかも親子です!なんという奇跡!ホエールウォッチングツアーでも見られないこともあるのにこんなに短時間でクジラがでてきてくれました!

07_D3_5481

ザトウクジラの名前の元にもなっている座頭の背中。それを手の届きそうなほど近い距離で見て、感じることが出来ました!体長は14メートル程度、ひろげた胸びれは4メートル。胸びれだけでもこの漁船くらい・・・なんという、大自然の力が水面を伝わってかもめたちにまで押し寄せてくる気がします!

08_D3_5429a

帰り道にもう一度にっぽん丸を見にいきました。午前とは太陽の向きもにっぽん丸の向きも変わっていました。奧には標高463mの乳房山、そのたもとには入港した母島漁港がみられます。皆様の母島滞在は素晴らしいものになったでしょうか!?かもめは今も興奮がさめないまま感動の海に浮かんでいます。(プカプカ)