飛んでかもめの北海道クルーズ紀行「3日目」の続き
2013.08.30
こんにちは、かもめ課長です。
知床。3日目の羅臼日記には書ききれなかった実はクルーズならではの魅力がありました。オホーツク海に位置する知床には、ご存じ冬になると流氷が辿り着きます。知床は流氷が辿り着く場所の中で、世界で最も南に位置する半島です。流氷のつれてくる大量のプランクトンと、最も南側にある温暖な海域のお陰で多くの海洋生物、また陸上の食物連鎖にも恵みをもたらしています。
中でもオホーツク海から眺める知床半島東端「知床岬」はその豊かさの象徴とし、てこの世界自然遺産の代表的な景色になっています。多くのイメージには空の映像が使われますが、なかなか空から見るのは大変です。かと言って羅臼からの観光船だと知床岬の東端までは来ないものがほとんど・・・
そこでにっぽん丸の登場です!波の影響も少なく、ゆったりと、低すぎず高すぎず、ベストな高さで知床岬を見ることが出来るのです!この角度、知床連山の立体感、美しすぎます。この美しさを見るためにご乗船してくれた方もきっと少なくないはずです。
船内7階のホライズンラウンジでは知床岬を通過する間、特別なカフェが開かれました。題して知床カフェ!オリジナルカップには北海道牛乳や羅臼昆布茶、小腹には北海道あんぱんもご用意しています。なんとも優雅なカフェ時間。
皆様はそれぞれの航行時間を過ごして知床岬を堪能していました。写真を撮ったり、デッキで眺めたり、カフェを片手に・・・かもめも見ていて何ともホガラカな気分になりました。行きと帰りと2回この半島を見ることが出来るというから何ともお得ですね。
この後に航海を経てにっぽん丸は無事に小樽港に入港しました。今回のクルーズもにっぽん丸は平和です。また明日にこの「飛んで(かもめの)クルーズ北海道」のハイライトをご紹介する予定ですので、お帰りから一段落ついたら皆様見てみてくださいね。